劇場アニメ「打ち上げ花火」主題歌は米津玄師×DAOKOコラボ楽曲!新ポスター&特報も公開
2017年6月28日 05:00
[映画.com ニュース] 岩井俊二監督の傑作ドラマをアニメ映画化する「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌が、シンガーソングライターの米津玄師と女性ラップシンガーDAOKOのコラボレーション楽曲「打上花火」に決定した。合わせて、同曲を収録した特報映像、主要キャラクターが配された新ポスタービジュアルも公開された。
テレビドラマとしては異例といえる日本映画監督協会新人賞に輝いた名作を、「モテキ」「バクマン。」の大根仁の脚本、「魔法少女まどか☆マギカ」「〈物語〉シリーズ」の新房昭之が総監督を務めアニメ映画化。“夏休みのある1日”を幾度も繰り返すなかで、中学生の少年少女がたどり着く運命を描く。「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という話題でクラスメイトが盛り上がるなか、典道は思いを寄せるクラスのアイドル・なずなに「かけおち」に誘われる。
主題歌「打上花火」は、米津とDAOKOが儚い世界観を歌いあげるナンバー。作詞作曲、プロデュースも務めた米津は「岩井俊二さんの原作が好きでした。夏のひとときの切なさを表現できればと思い作り始めました。DAOKOさんの歌声も相まって、とてもいいものになったと思います」と完成度に自信をのぞかせ、「これから映画がどういうものになっていくのかがとても楽しみです」と期待を寄せている。
一方のDAOKOは、「遠くに見えるおおきな入道雲や、夕焼けのオレンジが反射してきらきらとしている水面、波の音が止まない渚を、男の子と女の子が歩いている情景を浮かべながら歌いました」と振り返っている。また、新房監督は「もともと自分自身DAOKOさんに注目しており、その声とセンスに魅了されていました。また米津玄師さんとは『3月のライオン』でご一緒させていただき、その才能を目の当たりにしていました。今回はそんな二人のコラボレーションによって新たな化学反応が生まれ、素晴らしい名曲が誕生したと思います」と絶賛している。
さらに、本作の挿入歌も発表され、原作ドラマの主題歌「Forever Friends」をDAOKOがカバーすることが明らかになった。同曲のミュージックビデオは、岩井監督が手がけることが決まっており、原作ドラマのロケ地で撮影。岩井監督は、「まさかForever FriendsのPVを撮りに同じロケ地にふたたびお邪魔することになるとは。人生っていろんなことがあるものです。DAOKOさんを4Kで撮りながら歳月の流れを痛感しました」とコメントを寄せている。
なお声優キャストは、なずな役を広瀬すず、典道役を声優初挑戦となる菅田将暉が務めるほか、宮野真守、松たか子、豊永利行、梶裕貴、花澤香菜、櫻井孝宏ら豪華な顔ぶれが結集している。「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、8月18日から公開。
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