HIRO、EXILE&三代目ライブ“影の功労者”の進化に期待
2017年6月15日 15:00

[映画.com ニュース] 最先端の都市“TOKYO”の魅力に迫る企画展「TOKYO ART CITY by NAKED」のオープニングセレモニーが6月15日、東京・文京区のMLB cafe TOKYO 東京ドームシティ店で行われ、EXILE HIRO(LDH WORLD チーフ・クリエイティブ・オフィサー)、NAKED代表の村松亮太郎氏、覆面ダンサーによるパフォーマンスチーム「SAMURIZE from EXILE TRIBE」が出席した。
本企画展は、さまざまなアート表現を用いて、“TOKYO”の変化・営みを解き明かす。新宿、渋谷、秋葉原、東京駅、東京タワー、東京ドームシティ、東京国立博物館、お台場の8つのスポットの巨大模型にプロジェクションマッピングで映像を映し出し、人の流れ、ファッション、カルチャーなど都市を形作るさまざまな要素を視覚化する。
目玉企画のひとつが、アートとライブショーの融合。本企画展の「情報伝達者」の役割を担うSAMURIZEが、場内でライブパフォーマンスを行い、都市の喧騒や“鼓動”を表現する。LEDを用いた演出が特徴の同グループは、「EXILE」や「三代目 J Soul Brothers」などのライブのダンサーとしても活躍しており、HIROは「SAMURIZEはEXILEや三代目のライブを盛り上げてくれているチーム」と信頼を寄せる。
一方、村松氏は「今回SAMURIZEに登場していただいたのは、『TOKYO ART CITY』の光る住人という設定がある。同時に、東京にはエンタテインメントが流通している、エンタテインメントも東京のひとつの側面であるという意味もある」と解説。さらに、「SAMURIZEを題材に使ったのは、(他のアーティストの)ライブに出てくるから、『勝手にバックダンサーのように思っていないか!?』というアンチテーゼを作れないかなと思ったんです。SAMURIZE自体が、ひとつのパフォーミングアートして成立するという可能性を作れれば、エンタテインメントの可能性が広がると思った」と明かす。
これに対し、HIROも「SAMURIZEが僕らのライブを飛び越えて、アートの世界に挑戦することが嬉しい。クリエイターの方、村松さんたちと一緒にやらせていただいて、進化したSAMURIZEを表現できたら。SAMURIZEは僕らのライブに欠かせない存在なので見ていただけたら」と期待を寄せた。
異なる種類のエンタテインメントを発信してきたNAKEDとLDH。村松氏は、「HIROさんはキャパシティが広い方。今までLDHさんがやってきたことにリスペクトがあります。それと同時に、僕らが関わるのはLDHさんのやってきたことのお手伝いではないと思っています。あくまで、融合して、新しい何かがどう生まれるのか。そこに、一緒にやる意味がある」とコラボレーションの意図を力説する。HIROも「(本展の)SAMURIZEのパフォーマンスを見て素晴らしいなと思ったのですが、音楽やスケール感など、もっといろいろなことを試せるとも思った。可能性を感じました」と同調した。
「TOKYO ART CITY by NAKED」は、東京ドームシティ Gallery AaMoで6月16日~9月3日に開催。
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