旅に出た太賀、中村蒼、矢本悠馬と残された染谷将太の姿が対照的な「ポンチョ」ポスター完成
2017年6月9日 06:00

[映画.com ニュース] 早見和真氏の小説を太賀、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太という実力派若手俳優の共演で映画化する「ポンチョに夜明けの風はらませて」のポスタービジュアルを、映画.comが入手した。高校最後の旅を満喫する3人の少年と、置いてきぼりにされた1人が描かれている。
デビュー作「世界グッドモーニング!!」が世界各地の映画祭で注目を集めた新鋭監督の廣原暁がメガホンをとる同作は、卒業を目前にした男子高校生が旅のなかでさまざまな人と出会い、それぞれの生き方を発見していく姿を描く青春ロードムービー。将来に希望を持てないまま平凡な日々を過ごしてきた又八、ジン、ジャンボの3人はある日、ジャンボの父親の愛車を無断で拝借して旅に出る。一方、3人と一緒に卒業式乗っ取りライブを計画していたものの、置いてきぼりをくらった中田は、繋がらない電話を前にライブに向けてひとり黙々とギターの練習を続けている。
人情深いお調子者の主人公・又八を、「淵に立つ」やドラマ「ゆとりですがなにか」で注目される太賀が演じ、知的でクールなジン役を「東京難民」「ひゃくはち」の中村、心優しいジャンボ役を「ちはやふる」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演している矢本が担当。置いてきぼりにされてしまう中田には日本映画界を代表する若手の染谷が扮し、ポスタービジュアルには、旅に出て笑顔の又八、ジン、ジャンボと、残されて1人たたずむ中田の姿が対照的に切り取られている。10月28日から新宿武蔵野館ほかにて公開。
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