「ドッグ・イート・ドッグ」ニコラス・ケイジ、ぶっちゃけトーク連発!ウィレム・デフォー苦笑
2017年6月7日 17:00

[映画.com ニュース] ニコラス・ケイジとウィレム・デフォーが共演したクライムサスペンス「ドッグ・イート・ドッグ」のインタビュー映像が、公開された。
刑務所を出所したトロイ(ケイジ)が、どん底の生活からはい上がるべくコカイン中毒のマッド・ドッグ(デフォー)、取立て屋ディーゼル(クリストファー・マシュー・クック)と組んで誘拐計画を実行するが、事態が思わぬ方向に転がり始め窮地に陥っていくさまを描く。「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の脚本で知られ、「救命士」(脚本)、「ラスト・リベンジ」(監督・脚本)とケイジとのタッグも多いポール・シュレイダーがメガホンをとったほか、出演もしている。
ケイジは「ポールから愉快な脚本だと言われて読んだが、僕にはユーモアがわからなかった。でも彼には何か意図するものがある。切り札を用意し、手品のように引き出し、驚かしてくれると思ったんだ」とシュレイダー監督への全幅の信頼を明かす。
本作ではケイジ、デフォーともキレたキャラクターを演じているが、ケイジが「トロイは、ハンフリー・ボガートのような影響力と雰囲気を持たせたいという僕の夢を実現する役だったんだ」と語るのに対し、デフォーは役作りについて「簡単だよ。こういう人たちを知っているからね(笑)」とジョークを飛ばしつつ「これはファンタジーなんだ。人がなりたくない人物、いたくない社会なんだ。だからこそ面白い。極端な“別世界”だよ。でも、僕が育ち、慣れ親しんだ環境でもある。でも極端だからこそ、演じるには魅力的な世界なんだ」と続ける。
インタビューではケイジがぶっちゃけトークを展開しており「『ラスト・リベンジ』は不運な経験だった。あの映画はポールの手から奪われ、彼の名前を載せられないほど編集し直された」「『Army of One(原題)』の撮影中で、これ以上マニアックな人物は無理だと思った。だからドッグ役をパスしたが、トロイなら演じられそうだと言ったんだ」「メッセージ映画を作ることも、メッセージ映画自体も退屈だと思う。僕は説教なんてしたくない」という言葉にデフォーが苦笑する場面も収められている。
「ドッグ・イート・ドッグ」は、6月17日から全国順次公開。R18+(18歳未満入場不可)指定。
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