ロックンロールで天才的な運転テク全開!「ベイビー・ドライバー」8月全国発進
2017年6月5日 11:00

[映画.com ニュース] 「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」で知られるエドガー・ライト監督の新作「ベイビー・ドライバー」が、8月19日から全国公開されることが決定。音楽によって天才的なドライビングテクニックを発揮する主人公“ベイビー”の姿を収めた予告編が公開された。
エッジィなユーモアと映像センス、映画愛あふれるオマージュで映画ファンの心をつかんだライト監督が、「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」以来4年ぶりに自身のオリジナル脚本でメガホンをとった。本人が「ロックンロール・カーチェイス・ムービー」と称する本作は、今年3月に米オースティンで開催されたサウス・バイ・サウス・ウェスト(SXSW)でお披露目され、ヘッドライナー部門の観客賞を受賞。全編に流れる楽曲に合わせてセリフやドライビングシーンが構成されており、カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」とも評されている。
犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する青年“ベイビー”は、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、完璧なプレイリストのそろったiPodがあれば最高の腕前を発揮する。ある日、運命の女の子デボラと出会ったことで犯罪から足を洗うことを決意するが、組織のボスにデボラの存在をかぎ付けられ、無謀な強盗に手を貸すことになる。このほど公開された予告編では、イヤホンを耳につけ、iPodと真っ赤なスバル「インプレッサ」を操るベイビーの姿が、ロックナンバーとシンクロしてテンポよく映し出される。
主人公ベイビー役を「きっと、星のせいじゃない。」でブレイクした新星アンセル・エルゴート、ヒロインを「シンデレラ」の主演女優リリー・ジェームズが演じる。犯罪組織のメンバー役でジェイミー・フォックス、組織のボス役でケビン・スペイシーとオスカー俳優が脇を固めるほか、大ヒットドラマ「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハム、テレビシリーズ版「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」の女優エイザ・ゴンザレスらが共演する。
「ベイビー・ドライバー」は8月19日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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