渡部篤郎×飯豊まりえ、脚本・野島伸司「パパ活」で危うい男女関係に!
2017年5月23日 06:00

[映画.com ニュース] 渡部篤郎と飯豊まりえが、映像配信サービスdTVと総合エンタテインメントサイト「フジテレビオンデマンド(FOD)」の共同製作ドラマ「パパ活」に出演していることがわかった。肉体関係がなく、デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する“パパ活”を通じて知り合う年齢の離れた男女を演じている。
本作は「高校教師」「未成年」など数々の名作ドラマを手がけたきた脚本家・野島伸司が物語を紡いだスキャンダラスなラブストーリー。母に恋人ができたことをきっかけに家を追い出された平凡な20歳の女子大生・杏里(飯豊)は、ネットカフェを転々とする日々の中で“パパ活”の存在を知る。やがて45歳の大学講師・航(渡部)と出会い、彼が契約するマンションに身を寄せた杏里。だが、この出会いをきっかけに航を取り巻く隠された真実に直面していく。
「自分には似ていない人物を演じる事は、大変貴重な経験で、役の感情を理解することに、普段以上に時間をかけた様に思います。
わからない事など、色々な方向からその人間を考える時間もとても貴重でした」と撮影を振り返る渡部。「50歳手前で参加させてもらえた事も、また1つ勉強になりました」と初出演となった野島作品への思いを吐露し「複雑な恋愛をテーマにしたドラマですが、心に傷を負った人達の精一杯生きようとする、愛の作品をお楽しみください」と語っている。
「暗黒女子」で映画初主演を果たすなど、女優としてのスキルを着実にアップさせている飯豊。「自分の父親と同い年くらいの相手」という禁断の恋物語の魅力について「年の差の恋愛を不朽の名作をうみだしている野島さんがまた違う形で書かれたこと、愛の形や人との繋がりの深さ、それを同年代の方達にも感じ取っていただきたいです。大人の男性にしかできないようなオシャレな胸キュンシーンもあります」と説明している。
“パパ活”について「援助交際を綺麗事で包んだとも言われていますが、現代世相の1つです」「背景には、授業料、奨学金が払えない貧困女子という、社会問題と繋がっているようです」と分析する野島。「物語はフィクションであり、入り口のモチーフとして使い、中年男性との想像も出来ない恋物語に移行します。ヒロインと同じように進むかどうかの選択肢は多義に渡ります。自分に置き換えて視聴して楽しんで貰えたらと思います」とコメントを寄せている。
「パパ活」は、渡部と飯豊のほか、「デメキン」で長編映画初主演を果たした健太郎、霧島れいか、橋本さとしも出演。「パパ活」は、dTVと「FOD(フジテレビオンデマンド)」で6月26日から毎週月曜深夜0時配信(全8話)。
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