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菅田将暉&ヤン・イクチュン「あゝ、荒野」闘志ぶつけ合った撮影を語る

2017年5月15日 00:00

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ボクシングに挑戦した菅田将暉(上) とヤン・イクチュン
ボクシングに挑戦した菅田将暉(上) とヤン・イクチュン
(C)2017「あゝ、荒野」フィルムパートナーズ

[映画.com ニュース] 菅田将暉ヤン・イクチュンのダブル主演で、寺山修司の長編小説を映画化する「あゝ、荒野」の撮影現場の様子が公開された。本作でボクシングに挑戦した菅田とヤンが闘志をみなぎらせる姿が収められており、2人の熱演を垣間見ることが出来る。撮影中に取材に応じた2人は、互いの演技を「菅田さんは男の中の男です!」「あんまり人のことは言えないですけど、ヤンさんもすごく自由で、テイクのたびに違うことが生まれてくる」と称え合った。

1960年代後半の日本のアングラ文化を生み出した寺山が、66年に発表した唯一の長編小説を、「二重生活」の岸善幸監督が2部作で実写映画化。ボクシングジムで出会った少年院あがりの新次(菅田)と、きつ音と赤面対人恐怖症に悩むバリカン(ヤン)の奇妙な友情を、時代設定を現代に変更して描き出す。

昨年10月にクランクアップした本作。公開されたのは、栃木・足利の工場跡地に建てられたボクシングジムのセットでの撮影風景だ。物語のターニングポイントとなるシーンの撮影で、ヤンはテスト段階から演技に熱が入り、本番では台本にない“泣く演技”で役者魂を見せ付けた。「どういう感情であの芝居をしたのか、自分でもよくわからなかった」と戸惑うヤンに対し、岸監督は「そういう感情は大事にしたい」と演者の気持ちに寄り添う。岸組に参加するのは「二重生活」に続き、2度目となる菅田は「僕ら役者が現場で衣装を着て相手役と向き合っている状況でしか感じないことをちゃんと見てくださる」と信頼をにじませた。

リング上で拳を交えた新次とバリカンのように、カメラの前で火花を散らした菅田とヤン。15歳以上の年の差があり、生まれた国もキャリアも異なるが、撮影を通して互いの感性に触れ“共鳴”し合ったようだ。ヤンは、「バリカンは複雑なキャラクターで演じるのも難しいけれど、新次としての菅田さんのアクションがとてもよくて、芝居では山に住んでいる野性の猿みたいに生の感情をぶつけてくれるので、それを受け取るだけでバリカンの気持ちになってリアクションができます。でもボクシングのスパーリングでは、猿ではなく虎みたいにどう猛な動物も思わせる、表現の豊かな役者です」と“俳優・菅田将暉”を称賛する。

一方の菅田は、「『息もできない』などなどの作品で見るヤンさんにはきっと怖いイメージがあると思うんですけど、実際のヤンさんは誰よりも笑顔で、チャーミングです。たまに僕より年下かな? と思うぐらい(笑)。それぐらい笑顔がピュアです」とヤンの人柄を明かした。「あゝ、荒野 前篇」は10月7日、「あゝ、荒野 後篇」は10月21日から公開。

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