「パイレーツ」プレミアにジョニデ&ブルーム結集!栗山千明&中川大志と対面
2017年5月12日 15:00
[映画.com ニュース] ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第5弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のワールドプレミアが5月11日(現地時間)、中国・上海ディズニーランドで行われ、日本語吹き替え版で声優を務めた栗山千明と中川大志がデップをはじめとしたキャスト陣と対面した。
世界で唯一、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界感をテーマにしたオリジナルのテーマランド「トレジャー・コーブ」が存在する同所には、ファン約5000人、報道陣300人が詰め掛けるなど大盛況。デップ(ジャック・スパロウ役)のほか、ハビエル・バルデム(サラザール役)、オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー役)、ジェフリー・ラッシュ(ヘクター・バルボッサ役)、ブレントン・スウェイツ(ヘンリー・ターナー役)、ヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ監督コンビ、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが姿を現すと、悲鳴にも似た歓声が巻き起こった。
日本語吹き替え版で天文学者カリーナ(カヤ・スコデラーリオ)役を務めた栗山とウィルの息子ヘンリー役に扮した中川は和装で参加し、「素敵な衣装だね、ずっと遠くから見えていたよ! 僕も1着ほしいんだけど、どうすれば手に入る?(笑)」(デップ)、「日本のカリーナとヘンリーだね! 会えてうれしいよ。(栗山さんは)日本のCMで共演したよね、覚えているよ! また会えてとてもうれしい」(ブルーム)、「強くていい声だね! 美しい! お会いできてとっても光栄です。一緒に写真を撮ってもいいですか?」(スウェイツ)と熱烈な歓迎を受けた。栗山は「あのジャック・スパロウに会えるなんて感動しました!」、中川は「大好きなジャック・スパロウが目の前にいる……と思ったら涙が出そうでした! たたずまいも格好よくてあこがれます」と感極まっていた。
「ジャックは僕の一部のような存在だから、ある程度自由自在にキャラクターのバカさ加減を出したり、面白おかしさをデザインできるのはこのキャラクターの魅力だと思うよ」と語ったデップは「撮影中はたくさんのハプニングもあった。あるシーンの撮影中に、物事がおかしな方向に行き始めて、他のキャスト含めどう動いていいかわからなくなってしまい、動揺した瞬間があったんだ。他の映画の撮影でもよくあることなんだけど、突然思いもよらないことが起こって、5分から10分の間棒立ちになってしまったりするんだ。でも映画撮影では失敗こそがチャンス、最高の物事が起こる予兆なんだ」と苦難を力に変えたと振り返る。「来月は日本に行く予定だよ。多くの人にこの映画を見てもらいたいし、心の底から楽しんでもらえると思うよ」と来日宣言も飛び出した。
シリーズに復帰したブルームは「再び僕が大好きな作品に携わることができ、心から愛するキャラクターとして復帰できたことにすごく興奮したし、ハッピーな思いでいっぱいだったよ。映画は本当に素晴らしいので、引き続き携われたらうれしいよ」、劇中でジャックとコンビを組んだスウェイツは「ジョニー・デップは最高だよ! 素晴らしい俳優で、同じ役を長年にわたって演じているけど、まるで(その役が)彼の一部になっているかのように感じた」と語った。
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は、7月1日から全国公開。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。