和田アキ子「小さな巨人」悪徳理事長役で“刑事”長谷川博己と対決!
2017年5月12日 06:00
[映画.com ニュース] 歌手の和田アキ子が、長谷川博己と岡田将生が共演するTBS日曜劇場「小さな巨人」に出演することがわかった。和田にとって民放連続ドラマへのレギュラー出演は、1990~91年に放送された「スクールウォーズ2」以来26年ぶり。物語が新たな展開を迎える第6話(5月21日放送)から、学校法人早明学園の悪徳理事長・金崎玲子役を演じる。
“リアルな警察の姿”を追求する本作は、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを描く。早明学園で経理課長として働いていた男性・横沢の失踪事件を捜査することになった実力派刑事・香坂真一郎(長谷川)。警視庁本庁の山田春彦(岡田)らとともに早明学園に出向くと、新人警察官時代に世話になり、現在では学園の専務である富永拓三と再会を果たす。やがて富永と理事長の金崎から聴取をとるが、捜査は難航。そして横沢の失踪騒ぎは、日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展していく。
グローバル化の名の下に海外から留学生を多く招き入れ、国内の優秀な人材を引き入れている早明学園は、元々埋立地だった土地を何らかの手段で安く購入したと噂されているいわくつきの学園。和田が演じる金崎は失踪事件の真相を知り、香坂の前に立ちはだかる最大の敵として登場する。また、梅沢富美男演じる富永は元警視庁捜査一課長であり、刑事部参事官まで登りつめた男。第74代警視庁捜査一課長・小野田(香川)や香坂の父・敦史(木場勝己)の過去を握っており、物語に波乱を巻き起こすキーパーソンだ。
「TBSの日曜劇場は前から続けてみていますけど、まさか自分が出演することになるとは思ってもいませんでした。しかもタイトルが『小さな巨人』! 私は現実の巨人ですよ(笑)」と自らの高身長を引き合いに出して、本作への参加を喜ぶ和田。芝居をする時の鉄則として「演出の方にお任せして、私は皆さんにご迷惑をお掛けしないこと」を心掛けているようで「久しぶりに緊張しながら楽しめるお仕事なので、頑張ります!」とコメントを寄せている。