江波杏子&若尾文子&京マチ子らの主演作が集う「おとなの大映祭」6月24日開幕
2017年4月27日 10:00

[映画.com ニュース]大映(現KADOKAWA)の創立75周年を記念した特集上映イベント「おとなの大映祭」が、6月24日から開催されることが決定した。
大映は42年に創立し、71年に倒産するまでの約30年間の間、「羅生門」「雨月物語」「地獄門」「炎上」など、日本映画史に名を刻む傑作を数多く世に送り出してきた映画会社。本イベントでは、映画祭のタイトル通り“おとな”をテーマに、江波杏子、渥美マリ、関根恵子(高橋恵子)、安田道代(大楠道代)、若尾文子、京マチ子、浅丘ルリ子、叶順子が主演を務めた“女性が主人公”の21作品を上映する。
江波のハマリ役“昇り竜のお銀”を生んだ「女賭博師」シリーズの「女の賭場」「女賭博師乗り込む」「女賭博師みだれ壷」「女賭博師さいころ化粧」「新女賭博師壷ぐれ肌」の5作のほか、「いそぎんちゃく」「太陽は見た」「しびれくらげ」「高校生ブルース」「新・高校生ブルース」「高校生心中 純愛」「氷点」「関東おんな悪名」「十代の性典」「卍(まんじ)(1964)」「不倫(1965)」「鍵(1959)」「女体(1969)」をラインナップ。また谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」の映画化作品は、京マチ子主演の「痴人の愛(1949)」、叶がヒロイン務めた「痴人の愛(1960)」、安田道代の名前で活動していた大楠と増村保造監督のタッグ作「痴人の愛(1967)」の3バージョンが楽しめる。
「おとなの大映祭」開催決定にあわせて、ポスタービジュアルもお披露目された。凛とした表情を浮かべてサイコロをつまむ“女賭博師”江波に加え、本特集で上映される作品の“主演女優”が夢の共演を果たしている。モノクロ写真と赤色のコントラストが目を引く仕上がりで、「私のすべてを見せてあげる――」というキャッチコピーも刺激的だ。
「おとなの大映祭」は、6月24日~7月14日に東京・角川シネマ新宿ほかで公開。
関連ニュース






第97回アカデミー賞は「エミリア・ペレス」がキャンセルされ「ANORA アノーラ」が棚ぼたの5冠。AIの予想は当たった?【映画.com編集長コラム】
2025年3月3日 17:00
映画.com注目特集をチェック

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに】衝撃の価格破壊! 2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge