女賭博師さいころ化粧

劇場公開日:

解説

「女賭博師奥ノ院開帳」の石松愛弘と井上芳夫が共同で脚本を執筆し、井上がメガホンをとったシリーズ第十二作。撮影はコンビを組んだ中川芳久。

1969年製作/83分/日本
配給:大映
劇場公開日:1969年2月8日

ストーリー

大滝銀子の父辰造は、イカサマ賽を使ったということで一命を落した。その時の相手は、緋桜のお秋、イカサマをあばいたのは木壷の半次だった。それ以来、辰造の親分三田村は、子分には逃げられ、縄張は新興ヤクザの風間に荒され苦境に立っていた。その結果、三田村によって仕切られる野狐半次供養盆もあやぶまれていた。銀子は、父のイカサマを信じられず、真相究明の旅に出た。父に負けない壷ふりを志す銀子は、辰造の最後の相手だったお秋の壷さばき、札さばきを観察した。そんなある日、お秋は、しつこくつきまとう銀子を捕え、真情を吐かせようとした。だが、銀子は自分が辰造の娘であることを隠し、お秋の弟子入りを果したのだった。その日から、銀子はお秋に従い、お秋の賭場で中盆をつとめ、コンビの名は他にも知れわたった。その頃、風間は野狐一家の供養盆を三田村に変って仕切り、名実ともに日本一の親分になろうと画策していた。そんな折、なき辰造の一の弟子政吉が出所してきた。しかし、名胴師政吉は風間らによって殺され、三田村は胴師に急きょお秋を配し野狐盆に挑んだ。盆は慎重に進められたが、またしても木壷の半次から「待った」の声がかかった。お秋も逆イカサマにかけられてしまったのだ。お秋の最後をみとどけた銀子は、厳しい修行を積み、やがて半次の巧妙な逆イカサマを鋭く見破るのだった。

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