星野源&花澤香菜、まさかの“乳首ドリル”トークで盛り上がる
2017年4月8日 15:35

[映画.com ニュース] 森見登美彦氏の人気小説を劇場アニメ化した「夜は短し歩けよ乙女」の公開記念舞台挨拶が4月8日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、声優キャストの星野源、花澤香菜、秋山竜次、湯浅政明監督が出席した。
「四畳半神話大系」「有頂天家族」などで知られる人気作家・森見氏の初期ベストセラー小説を、「マインド・ゲーム」「ピンポン THE ANIMATION」の湯浅政明監督がアニメ化。クラブの後輩である“黒髪の乙女”に恋心を抱く大学生の“先輩”は、「なるべく彼女の目に留まる」ことを目的とした「ナカメ作戦」を実行するが、周囲で巻き起こる珍事件に巻き込まれるばかりで、恋を進展させられずにいた。
タイトルやストーリーとかけて「印象深い夜の思い出」を問われた花澤は、「一昨日の夜、寝ぼけながらビデオデッキの整理をしていた。録画してある番組を、ひとつずつ消していったんです。そしたら『消す速度が遅いな』と思って。面倒くさくて眼鏡を外してやっていたので、“全部消す”になってて。全部! 私の吉本新喜劇が全部消えちゃって! 本当に苦い思い出です」と声を張り上げ、悔しげな面持ち。星野が「それは切ないですね。そこにあった全ての乳首ドリルが全部消えたんですね」と食いつくと、「本当ですよ! 何回乳首ドリルがあったか!」と身を乗り出して主張していた。
前日7日に全国120館で封切られた本作。イベント中盤には、原作者・森見氏がかけつけ、湯浅監督に花束を渡しねぎらった。森見氏が、「最初に試写会で見た時はびっくりしてしまって、監督にうまく感想を伝えられなかったのですが、その後何回も見ているうちにはまってきて中毒性の高い楽しい作品だと思うようになりました」と率直な思いを伝えると、湯浅監督は「森見さんは初回で振り落とされたくちなんで(笑)。原作者なのに!」と笑顔で応じる。これに対し「箱入り娘と思って大事にしすぎていて、ちょっと振り落とされてしまったんです」と森見氏が照れ笑いを浮かべると、湯浅監督は「(箱入り娘を)もらう側としては恨まれて当然なんです」と恐縮していた。
2人のやり取りを見ていた星野も、「原作小説を読んでいても、読み始めてから読み終わるまで、(物語の舞台に設定されている)実際の京都とも違う、森見さんの心の中の世界に連れて行っていただける感じ大好き。今回の映画はそこにさらに、湯浅ブーストがかかっていて、この世じゃないところに最終的に連れて行ってもらえる。僕も最初から最後まで通して見た時に『なんじゃこりゃ』と。でもその『なんじゃこりゃ』という面白さが大好き。個人的に湯浅印をすごく感じたし、森見さんの原作の世界もある。いろんな要素が詰め込まれた作品。最後になるにつれて、めくるめく世界になっていくので楽しみにしていただきたいです」と熱弁をふるった。
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