「バーニング・オーシャン」ILMの“神業”映像マジックに迫るメイキング動画入手
2017年3月27日 13:00

[映画.com ニュース] 「ローン・サバイバー」「パトリオット・デイ」(6月9日公開)のピーター・バーグ監督とマーク・ウォールバーグのコンビで、2010年に発生したメキシコ湾原油流出事故を描いた「バーニング・オーシャン」の特別映像2種が、公開された。「スター・ウォーズ」シリーズのVFXで知られるILM(インダストリアル・ライト・アンド・マジック)社が手がけた映像効果を切り取っている。
メキシコ湾沖約80キロに位置する石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンが、海底油田から逆流してきた天然ガスが引火したために大爆発を引き起こし、海上一帯が火の海に。主任電気技師マイク(ウォールバーグ)ほか作業員126人は、地獄絵図と化した施設から生きて脱出しようと奮闘する。
実際の事故を完全再現した臨場感あふれる映像が高く評価され、第89回アカデミー賞では視覚効果賞と音響編集賞にノミネートされた本作。映像の1本目では、石油の逆流によって体中が油まみれになった海鳥が、施設に迷い込んで暴れるシーンに続き、ディープウォーター・ホライゾンが石油であふれ、爆風で施設がひしゃげ、大爆発を引き起こすド派手なシーンのメイキングが描かれる。爆発シーンでは、施設のスケッチにCGで生み出された炎が合成され、実際に撮影された掘削リグの映像に重ね合わされていく過程が確認できる。炎に包まれる作業員たちの姿がしっかりとなじむよう、映像を360度回転させて検証する徹底ぶりだ。
続く2本目では、ディープウォーター・ホライゾンの全景をとらえたショットがどのように生み出されたのかが明かされる。総重量約3万3000トンの掘削リグを再現するべく、「映画史上最大級のセットじゃないかと思う」(ウォールバーグ)とキャスト陣が驚嘆するほどの巨大セットが建造されたが、その映像に鉄塔部分などを足し、さらには海の実景と合成させている。映像では“汚し”を加え、よりリアルに見せる工夫をこらしていることがうかがえる。
「バーニング・オーシャン」は、ウォールバーグのほかカート・ラッセル、ジョン・マルコビッチ、ケイト・ハドソン、ディラン・オブライエンらが脇を固める。4月21日から全国公開。
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