「王様のためのホログラム」秘蔵コンセプトアート&本編冒頭映像入手
2017年2月17日 17:00

[映画.com ニュース] 「クラウド アトラス」のトム・ティクバ監督とトム・ハンクスが再タッグを組んだ「王様のためのホログラム」(公開中)の本編冒頭映像と、本編からカットされたお蔵入りシーンのコンセプトアートが公開された。
ピューリッツァー賞、全米図書賞ノミネート経験を持つベストセラー作家で、「かいじゅうたちのいるところ」の共同脚本も手がけたデイブ・エッガースの人気小説を映画化。大手自動車メーカーの取締役を解任されて家も家族も失い、再就職先のIT企業で再起をはかるアラン(ハンクス)が、サウジアラビアの国王に画期的なテレビ会議システム「3Dホログラム」をプレゼンするために現地に飛び、異国の風に触れる。
本編映像では、米ロックバンド「トーキングヘッズ」の名ナンバー「ワンス・イン・ア・ライフタイム」が流れるなか、歌詞を映画版にアレンジしてアランが身の上を語るという遊び心あふれるシーンが描かれる。家、車、妻が紫の煙と共に消え、アランが「なぜこうなった?」と自問自答し、ジェットコースターに乗って原曲と同じフレーズ「Same as it ever was(ずっとこうだった)」を繰り返していると、実はサウジアラビア行きの飛行機内で居眠りしていた、というオチ。民族衣装に身を包んだ人々の中で、アランだけがスーツ姿、というギャップが笑いを誘う。
一方のコンセプトアートは、計15パターンのイラスト化されたアランが描かれている。大きな鼻や困り眉といったハンクスの特徴がうまくとらえられているだけでなく“DON'T MAKE EYES WIDER THAN THIS(目は眉毛より大きくしない)”、“DOUDLE CHIN WHEN MOUTH IS WIDE OPEN.(口を開ける時は二重あごで)”といった細かな設定が記入されている。もう1枚の画像では、紙幣と思われる波をサーフィンで乗り越えようとするアランの姿がアニメタッチで描かれている。
(C)2016 HOLOGRAM FOR THE KING LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー