高杉真宙、黒沢清監督作「散歩する侵略者」で“第2の侵略者”熱演
2017年1月28日 07:00
[映画.com ニュース] 若手俳優の高杉真宙が、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己が共演する黒沢清監督の最新作「散歩する侵略者」に出演していることが明らかになった。長谷川扮するジャーナリストの桜井が取材先で出会う、謎の若者・天野を演じる。
カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞した「岸辺の旅」の黒沢監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を映画化。行方不明だった夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるというアイデアをもとに、サスペンスやアクション、コメディ、ラブストーリーなど、様々なジャンルの要素を内包して描かれる異色のエンタテンメントだ。
数日間、行方不明になっていた夫の加瀬真治(松田)が、まるで別人のように優しく穏やかになって帰ってきた。真治はそれ以降、毎日どこかへ散歩に出かけているが、そんな夫の様子に妻の加瀬鳴海(長澤)は戸惑う。同じ頃、町で起こった一家惨殺事件と続発する奇妙な事件を取材していたジャーナリストの桜井は、ある事実に気付く。
高杉が演じる天野は、「侵略者」に乗っ取られた男・真治の仲間で、第2の「侵略者」という役どころだ。物語を動かすキーパーソンとなる存在で、黒沢監督の演出のもと、長谷川との共演シーンでも一歩も引かない熱演を披露しているという。
「PとJK」「ReLIFE リライフ」「トリガール!」など出演作が目白押しで、さわやかで明るいイメージの高杉だが、今作では個性的なキャラクターで新境地を開拓。「天野は『侵略者』ですが、見た目は僕のまま……普通の人間なので、どうしたらそれが見る方に伝わるのか、どこまで伝えるべきなのか……というのが難しかったです」と役作りにも悩んだようだが、「現場に入って監督とお話ししながら天野は作っていきました。意外と人間らしいと言いますか、信念もあり、演じていてひかれていくキャラクターでした」と振り返っている。また、そんな高杉を黒沢監督も「現場ではいつも泥臭いほど真剣に、この難しい役どころに取り組んでいて頼もしかったです」と称えている。
「散歩する侵略者」は9月全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー