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信心を貫くか、目前の命を救うか?スコセッシ×遠藤周作「沈黙」日本版特報完成

2016年12月14日 15:00

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過酷な運命と希望を象徴するビジュアル
過酷な運命と希望を象徴するビジュアル
(c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 巨匠マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の小説を映画化した「沈黙 サイレンス」の日本版特報&ポスターが、このほど完成した。江戸時代初期、キリシタン弾圧下の長崎が舞台の今作。映像はポルトガル人宣教師の受難と、弾圧に苦しむ民衆を通じて、「信じる道を貫く。目の前の命を救う。どちらを選べばよいのか」と問いかける内容となっている。

遠藤の同名小説を基に、「ディパーテッド」「タクシードライバー」のスコセッシ監督が人間にとって大切なもの、そして人間の弱さとは何かを描き出した。キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、若き宣教師のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は旅に出た。2人はマカオで出会った日本人キチジロー(窪塚洋介)を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。

日本オリジナルポスターは、長崎に到着した瞬間のロドリゴとガルペの姿をとらえている。重い雲が空を覆い、激しい波が打ち寄せる鬱々としたルックだが、雲間から一筋の陽光が差し込んでおり、2人を待ち受ける過酷な運命と希望を象徴する仕上がりだ。

沈黙 サイレンス」は、リーアム・ニーソン浅野忠信イッセー尾形塚本晋也小松菜奈加瀬亮笈田ヨシ青木崇高、EXILE AKIRA、片桐はいりらが共演。2017年1月21日から公開される。


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