「ディストラクション・ベイビーズ」ナント三大陸映画祭の準グランプリに!
2016年12月1日 17:00
[映画.com ニュース]真利子哲也監督作「ディストラクション・ベイビーズ」がこのほど、第38回ナント三大陸映画祭の準グランプリにあたる「銀の気球賞」に輝いた。今作の海外映画祭での受賞は、第69回ロカルノ国際映画祭・最優秀新進監督賞に続き2度目。今後発表される国内映画賞でも、旋風を巻き起こすか注目が集まる。
同映画祭は、フランス西部の港湾都市ナントで開催されている、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの作品に特化。近年の日本映画では富田克也監督作「サウダーヂ」、深田晃司監督「ほとりの朔子」が、グランプリ「金の気球賞」を受賞している。
真利子監督の商業デビュー作である「ディストラクション・ベイビーズ」は、主演・柳楽優弥を筆頭に、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、池松壮亮ら若手実力派が結集。愛媛県松山市でケンカに明け暮れる芦原泰良(柳楽)が狂気に目覚めていくさまを描いた。
受賞にあたり、真利子監督は「簡単に言葉にできない感情にスタッフ・キャストと共に向き合い、言葉や文化の違いを飛び越えて、映画としての挑戦を評価してくれたナント三大陸映画祭に、心から感謝します」と歓喜のコメントを寄せる。なお審査員は、「息をすることすらできないほど毒気に満ちた、混沌に支配された世界の根源的な暴力をとらえた。まるでパゾリーニ監督の『アッカトーネ』をほうふつとさせる、暗い詩のような素晴らしい映画」と評している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー