松山ケンイチ、東京国際映画祭に寄せる思い「圧倒的パワーに勇気もらえる」
2016年11月2日 20:07

[映画.com ニュース]夭折の天才棋士・村山聖氏の生涯を描いた映画「聖の青春」が11月2日、第29回東京国際映画祭のクロージング作品として上映され、主演の松山ケンイチ、共演の東出昌大、メガホンをとった森義隆監督が東京・EXシアター六本木での舞台挨拶に出席した。
第13回新潮学芸賞を受賞した大崎善生氏による傑作ノンフィクション小説を、「宇宙兄弟」で知られる森監督のメガホンで映画化。幼いころから難病を患いながらも将棋に生涯を捧げ、29歳の若さで死去した村山氏の激動の人生を追った。
10月25日に開幕した本映画祭も、残すはあと1日となった。村山役の松山は、「今作をクロージングに選んで頂き、今日をとても楽しみにしていました」と晴れやかな表情で、「ヒロイン・羽生善治役の東出昌大です」と挨拶した東出も「日本を代表する国際映画祭に、将棋という伝統的なモチーフの作品がクロージングに選ばれたことを光栄に思いますし、胸を張ってここに立っております」と充実の面持ちだ。
さらに松山は、本映画祭に参加した感想を「楽しかった記憶しかないです」と話す。「メリル・ストリープさん、安倍晋三総理にお会い出来ましたし……」と言いかけたが、「あ、“安倍マリオ”さんにお会い出来たことを、とても光栄に思っております」と訂正し客席を喜ばせた。そして、「毎回、参加すると映画祭のものすごいパワーをもらえるんです」と言葉に力を込め、「普段カメラの前で、わりと少人数のスタッフ・キャストと仕事をしているので、圧倒的なパワーに勇気をもらえますし、次に進む勇気ももらえます。いつも感謝しています」と述べていた。
そして、松山は村山氏の生き様に共鳴したといい、「僕と村山さんが共通するのは、将棋、俳優というそれぞれの仕事が、“生きる”ということと直結していること」と明かす。「しかし将棋だけが人生ではなく、映画にはお酒を飲んだり麻雀を打っている風景などが出てきます。自分の人生を、好きなように燃やす生き様がすごく好きで。自分の人生を考えさせられました」と語り、「伝統文化としての将棋や、粋な美しさが存分に描かれています。ぜひ世界中の人に見ていただきたいです」と思いを込めた。
なおこの日は、リオデジャネイロ五輪メダリストの吉田沙保里選手、三宅宏実選手、羽根田卓也選手も駆けつけ花束を贈呈した。「聖の青春」は、11月19日から東京・丸の内ピカデリーほか全国で公開。第29回東京国際映画祭は、11月3日に閉幕を迎える。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

アマチュア
【殺しはアマチュア、しかし頭脳は最高】スパイ史上最も地味、だが最も予測不能な男が面白すぎた!
提供:ディズニー

HERE 時を越えて
【何だこのすごい映画は!?】まるで動かない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ラストの多幸感よ…
提供:キノフィルムズ

異常者×異常者×異常者…
【イカれた映画を紹介するぜ!】命令無視の異常者チームが無許可で大暴れ! ぶっ刺さる一作!
提供:KADOKAWA

片思い世界
【広瀬すず×杉咲花×清原果耶】涙腺崩壊、でも、あ~…何も言えない!! とにかく早く観て!!
提供:リトルモア

社畜が観たらすごかった映画
【前代未聞のオール社畜レビュー】「パラサイト」監督による至高エンタメ…果てしなく良かった!
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観よう!【超ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

過激な問題作
【この村の住人は、人間を喰ってる――】狂いに狂った衝撃作。未見の人がうらやましい。
提供:ディズニー

映画館で観ないとぜっっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画が大好きな人へ――
“映画館でオトクに観る裏ワザ”、ご紹介させてください!【知らないと損な神情報】
提供:KDDI