藤原竜也&松山ケンイチ「デスノートがあったから今の自分がある」
2016年10月24日 23:10

[映画.com ニュース] 藤原竜也と松山ケンイチが10月24日、シリーズ10年ぶりの続編「デスノート Light up the NEW world」の公開を記念し、2人が出演して大ヒットを記録した「デスノート」「デスノート the Last name」(ともに2006年)を一挙上映する都内のイベントに、サプライズで出席した。
藤原がデスノートを利用した大量殺人を犯したキラこと夜神月を演じ、松山がキラを追い詰める世界的名探偵Lに扮した2作は大ヒットを記録。2人はこの日、客席後方から登場し、約500人の観客で満員となった会場を沸かせ、映画公開から10年が経過しても衰えない人気を見せつけた。
松山は10年前を振り返り、「月という存在がものすごかった。僕は新人で竜也さんは当時から百戦錬磨。僕が竜也さんと対峙できるのかということで悩んでいたし、プレッシャーもありました」と本音を吐露。「あの狂気じみた演技は今でも忘れられないし、あれを超える演技を僕は今も見たことがない。10年たった今でも竜也さんに追いつきたいし、追いついた後で思い切り対峙したいというのを目標にしている部分が残っている」と“先輩”に最敬礼だった。
一方の藤原も、「カイジ 人生逆転ゲーム」で松山と共演した際に「松ケンと光石研さんとくだらなくも内容のある話をたくさんして、そこから松山ケンイチという俳優はナチュラルだし品があるし、すごくいい俳優さんだなと気付けた」といい、10年前からの“同志”を称えていた。
「今後共演するなら?」との質問には「相棒みたいな2人は今でもやりたい」という松山に対し、藤原は「やりたいと声を上げるほど脚本って離れていっちゃう。やりたいと言っていたのが違う俳優さんがやっていたり……」と肩を落とすと、松山は「そういうときはデスノートに名前書きますよね?」とニヤリ。藤原が「俺はそんなことしないよ! 松ケンは書く?」と聞き直すと、松山は「書く!」と即答し、客席の笑いを誘った。
最後に藤原が、「僕らの俳優人生のなかでも『デスノート』という作品は非常に大きくて、これがあったから今の自分があると言ってもいいくらい」と思い入れの深さを語ると、松山も深くうなずいていた。
「デスノート Light up the NEW world」は、大場つぐみ氏・小畑健氏による大ヒットコミックの実写映画化シリーズの続編を、原作にはない完全オリジナル脚本で描く。月とLの命をかけた対決から10年後の世界を舞台に、地上にもたらされた6冊のデスノートをめぐり、デスノート対策本部特別チームのエース捜査官・三島創(東出昌大)、Lの遺伝子を受け継ぐ天才・竜崎(池松壮亮)、サイバーテロリストの紫苑(菅田将暉)が、熾烈な心理戦を繰り広げる。佐藤信介監督がメガホンをとった。10月29日から全国で公開。
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