トム・フォード新作の若手女優、ディズニー実写版「くるみ割り人形」に出演
2016年10月6日 12:00

[映画.com ニュース] チャイコフスキー作曲のバレエ作品で広く知られる「くるみ割り人形」を、米ウォルト・ディズニーが実写映画化する新作「The Nutcracker and the Four Realms(原題)」に19歳の英若手女優エリー・バンバーが出演することがわかった。バンバーは、トム・フォード監督第2作「Nocturnal Animals(原題)」で、ジェイク・ギレンホールの娘役を演じている注目の女優だ。
少女クララがクリスマスプレゼントにもらった人形が動き出すというファンタジックな設定のバレエ「くるみ割り人形」は、欧米ではクリスマスシーズンの定番演目。映画版には複数のアニメ作品のほか、エル・ファニングが主演した3D実写版「くるみ割り人形(2009)」がある。
今回の新作は、同バレエとE.T.A.ホフマンの原作「くるみ割り人形とねずみの王様」を下敷きにしている。気鋭の女性脚本家アシュリー・パウエルが2年かけて執筆した脚本をもとに、スウェーデン出身の名匠ラッセ・ハルストレムが監督。ヒロインのクララ役には「インターステラー」でマシュー・マコノヒーの娘を演じてブレイクした米女優マッケンジー・フォイが決定しており、米Deadlineによれば、バーバーはクララの姉役を演じる。
そのほかのキャストは、クララにくるみ割り人形をプレゼントするミステリアスな老人ドロッセルマイヤー役にモーガン・フリーマン、シュガープラムの精役にキーラ・ナイトレイ、マザー・ジンジャー役にヘレン・ミレン。また、アフリカ系アメリカ人として初めて、世界最高峰バレエ団のひとつであるアメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルになったミスティ・コープランドが、本編中唯一のダンスシーンのリード・バレリーナ役を演じる。
バンバーは、現在日本公開中の「高慢と偏見とゾンビ」に出演。第73回べネチア映画祭で審査員グランプリに輝いた「Nocturnal Animals」は、12月9日に全米公開される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画