中村勘九郎、しみじみ 亡き父・勘三郎さんに思い馳せる
2016年10月5日 22:30

[映画.com ニュース] 堤幸彦監督が演出した舞台を映画化した「真田十勇士」(公開中)の公開記念イベントが10月5日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務めた中村勘九郎と共演の加藤雅也、堤監督が出席した。
元忍者の佐助が、実は腰抜け男だった戦国武将・真田幸村(加藤)を名実共に天下一の武将に仕立て上げようと、抜け忍仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)や全国の猛者たちを引き入れて“真田十勇士”を結成。徳川軍との一大合戦に挑む。
公開後の反響について、勘九郎は「うちの子どもたちが十勇士の大ファン。舞台では一刀でしたが、映画ではなぜか(笑)二刀流だったので、我が家でも二刀流で立ち回りをしたり、十勇士ごっこを楽しんでいます」とよきパパぶりを披露。物語にちなみ、自身の“ヒーロー”は「やっぱり父親じゃないですかね。常に背中を見ながら育ったので」と亡き十八代目中村勘三郎さんの名を挙げ、「もしこの映画を見てくれたら、きっと喜んでくれると思います」としみじみ語っていた。
そんな勘九郎に対し、舞台版でも共演する加藤は「年齢は違いますが、芸歴でいえば僕と同じくらい。座長としてブレることなく、現場を引っ張ってくれた」と全幅の信頼を寄せ、堤監督は「天才という言葉が陳腐に聞こえるほど。日本の芸能の宝です」と絶賛していた。
「真田十勇士」は大島優子、永山絢斗、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、石垣佑磨、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健、大竹しのぶといった豪華キャストが勢ぞろいしている。なお、この日は、「日光さる軍団」のサルたちが駆けつけ、猿飛佐助役の勘九郎との“サル×サル”2ショットが実現した。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)