ヘレン・ミレンら演技派結集の軍事サスペンス「アイ・イン・ザ・スカイ」予告公開
2016年9月23日 15:00
[映画.com ニュース] ヘレン・ミレン、故アラン・リックマンさん、アーロン・ポールらが顔をそろえた軍事サスペンス「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」の予告編とポスタービジュアルが、公開された。
「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」や、オスカーに輝いた「ツォツィ」のギャビン・フッド監督が、軍事用の無人戦闘機(ドローン)をテーマに撮り上げた本作。イギリス軍の諜報機関に所属するキャサリン・パウエル大佐(ミレン)は、国防相のベンソン中将(リックマンさん)と協力して、ナイロビでの英米合同軍事作戦をロンドンから指揮している。テロリストの大規模な自爆テロ計画を突き止めたパウエルたちだったが、殺傷圏内に民間人の少女がいるとわかり、事態は混迷を極めていく。人気ドラマ「ブレイキング・バッド」で知られるポールが、ドローン・パイロットのスティーブを演じている。
予告編では、「戦争は会議室で起きている」とのコピーと共に、パウエルたちの息詰まる任務がシリアスな空気感で描かれていく。少女を犠牲にしてでもテロリストを壊滅させようとするパウエル大佐と、少女を逃がそうとするスティーブは真っ向から対立。波紋は英米軍全体に広がっていき、関係者たちは究極の選択を迫られる。予告編は、「戦争を安全な場所でやっている。恥ずべき作戦ね」というパウエルの苦悩に満ちたセリフで幕を閉じる。
ポスターでは、深刻な表情をしたミレン、リックマンさん、ポールが切り取られているほか、「キャプテン・フィリップス」での怪演が記憶に新しいバーカッド・アブディの姿も見られる。
「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」は、「キングスマン」でさらなるファンを獲得し、「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」(10月7日公開)や「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」(10月29日公開)と出演作が立て続けに公開するコリン・ファースが製作を務めた。12月からTOHOシネマズシャンテほか全国公開。
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