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本木雅弘、黒木華との不倫シーンで暴走「濡れ場キングの池松さんに負けたくなかった」

2016年9月15日 21:41

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「おくりびと」以来、約7年の主演映画
「おくりびと」以来、約7年の主演映画

[映画.com ニュース] 西川美和監督が、第153回直木賞候補作になった自著を、本木雅弘主演で映画化した「永い言い訳」の完成披露試写会が9月15日都内であり、西川監督と本木、共演の竹原ピストル山田真歩、子役の藤田健心、白鳥玉季が舞台挨拶を行った。

本木が「おくりびと」以来、約7年ぶりに映画主演を務めた本作は、不倫相手との密会中に、妻が事故死した知らせを受けた人気作家の衣笠幸夫(本木)が、妻とともに死んだ親友の遺族らとの交流を通し、誰かのために生きる幸せを見出すさまを描く。

作品タイトルにちなみ、言い訳したい経験を問われた本木は、黒木華が演じる不倫相手の担当編集者とのベッドシーンを挙げ、「久しぶりの濡れ場で、一生懸命腰を振らせていただいた。勢いあまって耳たぶをなめてしまった」と告白。共演の池松壮亮の名を出し「“濡れ場キング”の池松さんに負けたくなかった」と言い訳し、会場を沸かせていた。

本木が演じたのは、自意識過剰で、正直でありながらも屈折した性格の作家という難しい役どころ。西川監督は、「(本木の)奥様が珍しく台本を読んで『これ、あなたそっくり』と言ってくださったらしく、大船に乗った気持ちでやらせていただいた。本木さんは非常に真剣に悩みながら取り組んでくれた」と本木の好演を称えた。

また、広島出身の西川監督は、広島東洋カープの25年ぶりの優勝に触れ「うれしい! 映画の完成披露よりも声が高くなっちゃった」と大喜びで、「神ってます。この映画は今年に公開されるべくして公開されたと思っています。カープともども喜んでおります」とカープ愛を炸裂させていた。

永い言い訳」は、10月14日から全国で公開。

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