スピルバーグが語る、ディズニーとの初タッグと「BFG」原作者とへの思い
2016年9月13日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督の新作「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」の原作者ロアルド・ダール氏の生誕100周年にあたる9月13日、スピルバーグ監督が、ダール氏への思いと、米ウォルト・ディズニー・スタジオと初のコラボレーションについて語った特別動画が公開された。
本作は、「チャーリーとチョコレート工場」や「ファンタスティック Mr. Fox」の原作者として知られるダール氏の児童書「オ・ヤサシ巨人 BFG」の映画化。かねてダール作品のファンで、自分の子どもたちに原作本を読み聞かせしていたというスピルバーグ監督は、「怖いことを描きながらも同時に救いがあり、誰にとっても恒久的な教訓になる。それは、ダールが成し遂げたすばらしい偉業であり、私が魅力を感じ、監督したいと思った理由でもあります」と説明する。
ダール作品の魅力である「ダークさと明るさの組み合わせ」は、「ダンボ」や「ファンタジア」「白雪姫」といったディズニーの初期の作品にも共通するトレードマークだ。満を持してディズニー映画でメガホンをとったスピルバーグ監督は、特別動画内で「この初仕事を誇りに思う」と語っている。

ちなみに、巨匠スピルバーグ監督に多大な影響を与えたディズニー氏とダール氏は、1943年4月に対面。数々のプロジェクトについて話し合ったうちのひとつが、すでに作家として活躍していたダール氏が初めて執筆した児童書「グレムリン」の映画化企画だった。当時は実現しなかったが、同作にインスピレーションを得た長編映画「グレムリン」(84)で製作総指揮を務めたのが他でもないスピルバーグ。不思議なめぐり合わせで結ばれた3つのビッグネームが、「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」で一堂にそろった。
本作は、心優しい巨人BFG(マーク・ライランス)とひとりぼっちの少女ソフィー(ルビー・バーンヒル)の友情を描くファンタジーアドベンチャー。9月17日から全国公開。
(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

名作映画に新風、吹き込む!
【大人気企画】過去の名作を新たな日本語吹き替えで…一挙に放送!(提供:BS10 スターチャンネル)