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渡辺謙、男泣き!トロント映画祭で「怒り」に10分間の拍手喝采

2016年9月12日 17:00

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トロント国際映画祭に出席した渡辺謙、宮崎あおい、李相日監督
トロント国際映画祭に出席した渡辺謙、宮崎あおい、李相日監督
(C)2016 映画「怒り」製作委員会

[映画.com ニュース] 渡辺謙主演、李相日監督作「怒り」が9月10日(現地時間)、カナダ・トロントで開催中の第41回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門でプレミア上映され、渡辺と共演の宮崎あおい、李監督が、公式会見と舞台挨拶に出席。上映後には1400人の観客から約10分にわたり拍手と喝采がおくられ、渡辺は感極まった様子で涙を浮かべた。

李監督が「悪人」に続き吉田修一氏の小説を映画化。「怒」という血文字が残された未解決殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄に犯人と似た男が現れ、関わる人々の“信じたい気持ち”にゆがみを与えていくさまを描く。渡辺、宮崎のほか松山ケンイチ妻夫木聡ら日本映画界をけん引する豪華キャストが共演した。

上映前には、ハリウッドで活躍する渡辺はもちろん、李監督、トロントに「13~14年前にホームステイをした」という宮崎も流ちょうな英語で観客に挨拶。3人は観客とともに映画を鑑賞し、渡辺は「すごく素直に笑えるところは笑って、楽しんでもらえているな、と感じました」と直に反応を受け止めた。また、「この監督は本当にやさしい人なんだ、温かいものを届けたい人なんだ、とすごく感じました」と李監督を称え、「ただ泣けるとかではなく、本当に心の芯をつかまれているそんな作品だと思います」と胸を張った。

渡辺の娘・愛子役を演じた宮崎は、今回が2度目の鑑賞となり、「前回とは違うところで感情を動かされました」と話す。今作のプロモーションを行うなかで、渡辺の役に対する思いや愛子への思いを知ったといい、「お父ちゃんの気持ちになってしまって、こんなに自分のことを思ってくれているのに……その気持ちにものすごく心が打たれて、お父ちゃんの顔にぐっときてしまいました」と初共演となった渡辺の演技に感服していた。

また、「観客と一緒に見るというのは、僕にとっては試練」と話す李監督は、沸き起こった拍手に「厳しい試練を乗り越えた達成感です(笑)」と安堵。「映画が進むにつれて(観客が)笑ったり、ゆるく見ていたのが、どんどん皆がスクリーンに真っ直ぐに向いていくのを感じました。何かしら圧力がスクリーンから観客に放たれていたのかなと思います」と、手ごたえを感じていた。

第41回トロント国際映画祭は9月18日まで開催。「怒り」は9月17日から全国で公開。

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