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原菜乃華、初主演長編クランクアップ「幸せすぎる時間でした」

2016年9月7日 05:00

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原菜乃華(左)と吉田凛音
原菜乃華(左)と吉田凛音
(C)「はらはらなのか。」製作委員会

[映画.com ニュース] 2003年生まれの若手女優・原菜乃華が本人役で主演する映画「はらはらなのか。」が、このほどクランクアップを迎えた。約2週間の撮影を“座長”として駆け抜けた原は、「演技で悩んだり、体力的につらい時もありましたが、いつまでも続いてほしい夢のような、幸せすぎる時間でした」と喜びのコメントを寄せている。

前作「いいにおいのする映画」で脚光を浴びた酒井監督が、商業デビューを果たした今作。原が主演した舞台「まっ透明なAsoべんきょ~」を原案に、美少女・原ナノカ(原)の女優としての成長を、ファンタジックに描く。

「一人前の女優になりたい」。そんな夢を持つナノカだが、オーディションに合格できず悶々とした日々を送っていた。ある日、今は亡き母親がかつて出演した舞台が再演される、という噂を耳にする。ナノカは「その主役を絶対にやりたい」と強く思い、オーディションに挑んでいく。

長編映画初主演を飾った原は、「クランクアップを無事に迎えることが出来て、本当にホッとしています」と安どし、「いっぱいいっぱいの私を、酒井監督はじめ、スタッフの皆さんが全力で支えて下さり、キャストのみなさんと撮影に臨むことができました」と感謝の念をにじませる。メガホンをとった酒井監督は「主演の原菜乃華さんは、13歳の大切な誕生日を撮影中に迎えました」と明かし、「12歳から13歳になるという、子どもから大人への1歩を踏み出す、その時を映画として撮れたのは本当に貴重なことです。成長していく姿をリアルに映し出したファンタジー映画になったと思います」と充実の様子で話している。

また、あわせて現場の模様を収めたオフショットも初披露。原と“ロックンロール生徒会長”役の吉田凜音が並んで座る姿や、劇中音楽を手がけた「チャラン・ポ・ランタン」らをとらえており、映画の世界観を垣間見ることができる。「はらはらなのか。」は、川瀬陽太松本まりかがナノカの両親役、上野優華と「Vampillia」のmicci the mistakeが劇団員役で出演。2017年春に公開予定。

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