「スーサイド・スクワッド」監督、J・レト演じる“新ジョーカー”への第一印象は?
2016年8月27日 13:10

[映画.com ニュース] DCコミックスの悪役たちが勢ぞろいするアクション大作「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督が、バットマンの宿敵である犯罪王ジョーカーを演じたジャレッド・レトとの撮影を振り返った。
百発百中のスナイパー・デッドショット(ウィル・スミス)、ジョーカーの恋人ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、バットマンたちによって投獄された凶悪犯罪者たちが、減刑と引き換えに政府公認の特殊部隊“スーサイド・スクワッド”を結成し、命の保障のない危険なミッションに挑むさまを描く。
オスカーに輝いた「ダラス・バイヤーズクラブ」では約18キロの減量に挑むなど、徹底した役作りで知られるレトを指名したエアー監督は「ジョーカーは長い歴史を持つ、悪の象徴ともいえるキャラクターだ。同時に、演じること自体が危険なキャラクターであることをレトと私は理解していた。どんな結果が待ち受けているかもわからないから、僕らは2人とも恐怖を感じていたよ」と振り返る。
ティム・バートン監督版「バットマン」ではジャック・ニコルソン、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」では故ヒース・レジャーさんがジョーカーに扮し、ファンと映画界に鮮烈な印象を残した。本作では、ジョーカーの狂的な部分のみならず、ハーレイ・クインとのロマンスも描かれており、破壊衝動に身を委ねていたこれまでとはひと味違ったジョーカー像も、エアー監督とレトにとって大きな挑戦だったといえる。
エアー監督の「恐怖を感じていた」という言葉からは、“ジョーカー”を演じる、描くことに対して相当な重圧がのしかかっていたことがうかがえるが、他ならぬレト自身が不安や恐怖を一掃したという。「彼が初めてセットに現れてメイクと衣装を身につけたときには、現場が静まり返ったんだ。だって、そこにいるのはジョーカーそのものだったからね。それだけパワフルな姿をレトは見せてくれたんだ」と、エアー監督はレトの働きぶりに敬意を表した。
「スーサイド・スクワッド」は、9月10日から全国公開。
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