夢破れたアイドルたちが血で血を洗うサバイバル 山谷花純主演「シンデレラゲーム」10月公開
2016年8月18日 07:00
[映画.com ニュース] 美少女アイドルたちが繰り広げるサバイバルを山谷花純主演で描いた映画「シンデレラゲーム」が、10月1日から公開されることが決まった。
新井淳平氏による同名小説を原作に、一度は夢に破れたアイドルたちが、無人島を舞台に血で血を洗う壮絶な争いを繰り広げるシチュエーションスリラー。トップアイドルを目指していた亡き姉の夢を継ぎ、アイドルとして活動していた灰谷沙奈は、所属するグループが解散してしまう。悲しみに暮れるなか、無人島に連行された沙奈は、同様に拉致されたアイドルたちとともに、勝ち抜けばトップアイドルになれるというカードバトルに挑むことになるが、ゲームの敗者には死が待っていた。
「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の百地霞/モモニンジャー役で注目を集めた山谷が、主人公・沙奈役で映画初主演。「手を伸ばしてもなかなか届かなくて、常に自分の胸の中でいつかいつかと叫んでいた存在でした」と念願の主役の座を手にした喜びを語る山谷だが、同時に「台本を開いた時、最初に自分の名前がある。それを目にした瞬間、やっぱり大きくて特別だなってただぼう然とその1ページを見つめました。そして、大きな責任を強く感じました」と気を引き締めて撮影に臨んだ。
共演には、「映画 みんな!エスパーだよ!」に出演したグラビアアイドルの清水あいり、ファッション誌「KERA」などで活躍し、ティーンから支持されるモデルの阿知波妃皇、7月に解散した「乙女新党」のメンバーで、NHK Eテレの「すイエんサー」に出演する其原有沙と、幅広いジャンルの美少女が結集。そして、彼女たちを戦いに導く謎の男タキモト役で、「半沢直樹」「真田十勇士」などで活躍する若手個性派の駿河太郎が出演する。
ドキュメンタリー「Souda Kyouto He Ikou」でPFFアワードに入選し、オムニバス映画「ヒカリエイガ」の一編「So-Far」や長編劇場映画「死んだ目をした少年」などで評価される若手監督・加納隼がメガホンをとった。