名作「スモーク」がデジタルリマスター版で復活!12月に上映決定
2016年8月14日 13:00

[映画.com ニュース] 香港出身のウェイン・ワン監督がメガホンをとり、現代アメリカ文学を代表する小説家のひとりであるポール・オースターが脚本を手がけた名作「スモーク」(1995)が、デジタルリマスター版で再上映されることが決定した。
映画は、オースターの著書「オギー・レンのクリスマス・ストーリー」を原作に、米ニューヨーク、ブルックリンの煙草屋に集う3人の男を巡るさまざまな物語を綴る、ユーモアと人情味あふれるドラマ。物語の主軸となる煙草屋の店主オギー・レンを演じたハーベイ・カイテルは、同役で第45回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)を受賞している。
ウィリアム・ハートが煙草屋の常連である作家ポール・ベンジャミン、ハロルド・ペリノーが失踪した父親を探す少年に扮したほか、フォレスト・ウィテカー、アシュレイ・ジャッド、ストッカード・チャニングらが共演している。
また、スイスで開催された第69回ロカルノ映画祭ではカイテルに生涯功労賞が贈られ、95年の同映画祭で観客賞を受賞した今作が上映された。
「スモーク」デジタルリマスター版は、12月に東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開。
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