【国内映画ランキング】「ファインディング・ドリー」V、「HiGH&LOW THE MOVIE」が2位、「ポケモン」3位発進
2016年7月19日 20:30

[映画.com ニュース] 7月16~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。夏休み作品が続々と公開される中、ディズニー/ピクサーの大ヒット作「ファインディング・ニモ」の13年ぶりの続編「ファインディング・ドリー」が、初登場首位を獲得した。全国511スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員57万1000人、興収7億4556万円を稼ぎ、連休3日間では動員92万1766人、興収11億7418万4200円を記録した。この2日間の数字は、今年公開された洋画のオープニングNo.1成績となる。前作は第76回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本ではピクサー歴代興収No.1の110億円を記録して社会現象を巻き起こした。続編のオープニングは、興収100億円超えも期待できそうな爆発的なスタートとなっている。
2位は、「EXILE TRIBE」の総合エンタテインメントプロジェクトである「HiGH&LOW」の長編映画「HiGH&LOW THE MOVIE」がランクイン。全国312スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員34万9000人、興収4億7900万円を記録した。人気ダンス&ボーカルユニットEXILEや、ダンス&ボーカルグループ三代目J Soul Brothersなどの幅広いファンを中心に動員し、最終興収25億円が見込める好スタートを切った。
続く3位には、人気アニメの劇場版19作目「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」がつけた。全国366スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員28万9971人、興収3億2390万円をあげている。これは昨年同時期に公開され、最終興収26.1億円を記録した前作「ポケモン・ザ・ムービーXY 『光輪(リング)の超魔神 フーパ』」の興収比84.3%の成績であることから、今作も興収20億円以上が期待できる。
前週首位スタートを切った「インデペンデンス・デイ リサージェンス」は、新作3本に及ばず早くも4位にランクダウン。「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」も5、6位に後退した。今週末には本格的な夏休みシーズンに突入し、人気アニメの長編劇場版シリーズ13作目「ONE PIECE FILM GOLD」も公開されることから、熱い首位争いが展開されそうだ。

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