マーガレット・アウトウッドの傑作小説「またの名をグレイス」、サラ・ガドン主演でドラマ化
2016年7月10日 21:30

[映画.com ニュース] 1996年に出版されたカナダ人作家マーガレット・アウトウッドの傑作小説「またの名をグレイス」を、ネットフリックスでドラマ化するミニシリーズに、カナダ人女優サラ・ガドンが主演することがわかった。
ガドンは、ドゥニ・ビルヌーブ監督「複製された男」や、デビッド・クローネンバーグ監督「コズモポリス」「マップ・トゥ・ザ・スターズ」に出演している注目の女優。米ハリウッド・レポーターによれば、ドラマ版「またの名をグレイス」は、カナダ人監督・女優のサラ・ポーリー(「テイク・ディス・ワルツ」「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」)が脚本・制作総指揮を務める。
原作「またの名をグレイス」は、1843年にカナダで実際に起きた殺人事件が題材で、同国犯罪史上最も悪名高い女性犯グレイス・マークスを描いている。美貌のグレイスは同じく使用人のジェームズ・マクダーモットとともに、雇い主であるトーマス・キニアと彼の愛人ナンシー・モンゴメリーを惨殺し、有罪判決を受けた。ジェームズはすぐさま死刑が確定したが、当時16歳だったグレイスは終身刑に減ぜられ、約30年服役した。この事件は当時、人々の好奇心を駆り立て、グレイスは実際に犯行に及んだのか、それとも殺害をそそのかしたのか、論争を巻き起こした。
ドラマは、「アメリカン・サイコ」のカナダ人監督メアリー・ハロンがメガホンをとり、ガドンがグレイス役を演じる。カナダ・オンタリオで8月にクランクイン。放送日はまだ決定していない。
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