河崎実監督「大怪獣モノ」は「シン・ゴジラ」に便乗!「それ以外何もない」ときっぱり
2016年6月28日 14:00
[映画.com ニュース] 「いかレスラー」「地球防衛未亡人」などで知られる異才・河崎実監督の最新作「大怪獣モノ」の完成披露試写会が6月27日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷であり、河崎監督と主演を務めたプロレスラーの飯伏幸太、共演の斉藤秀翼、河西美希、赤井沙希が舞台挨拶に立った。河崎監督は本作製作の経緯を「『シン・ゴジラ』の便乗ですね。それ以外何もないです!」ときっぱり言い放ち、会場を笑わせた。
現役プロレスラーの飯伏が巨大化し、怪獣とバトルを繰り広げる特撮映画。東京に出現し、首都を蹂躙(じゅうりん)する「大怪獣モノ」に手をこまねいていた防衛省は、バイオ研究の第一人者である西郷博士に助けを求める。博士に万能細胞「セタップX」を投与された助手の新田は、身長40メートルの超人に変身し、大怪獣モノに立ち向かう。
河崎監督は「現役レスラーがガチで怪獣をリンチする映画。みなさん驚愕しますから」「セタップ細胞とか時事ネタをぶっ込んで2016年しか通用しない映画。真剣にバカをやるのが僕のスタイル。狂いまくっています」と笑いが満載の作品のテイストを説明した。
演技経験がないのにもかかわらず、映画初主演という大役を務めた飯伏は「演技自体が初めてだったので、セリフを覚えたりが一番大変だった。プロレスと演技がリンクしている部分があったので、プロレスのためにもなったし、今後のために非常に良い経験になった」といい、「怪獣と闘うのは初めて。監督が狂っているのが、そこが一番楽しかった」とギャグ満載の現場を振り返った。
モデルでプロレスラーとしても活躍する赤井は、劇中キレのいいアクションを披露。「普段殴る蹴るはやっているので、プロレスがお芝居に生きたかな。すごく楽しかった。今後もアクションのお仕事があったらやりたい」と意欲をのぞかせ、飯伏とのラブシーンについては「照れたら負けなので、試合と同じくらい気合を入れた」と明かした。
「大怪獣モノ」は7月16日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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