生田斗真、実はCDデビューしていた！主演作「秘密」完成披露で明かす

事件被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。第九に配属された新人捜査官の青木一行（岡田）は、室長の薪剛（生田）らとともに、死刑囚の脳内記憶を手がかりに行方不明となった娘・絹子（織田）を捜し始めるが、やがて日本全体を揺るがす凶悪事件に巻き込まれ、同時に薪の謎めいた過去に迫っていく。

劇場近くのオープンカフェスペース「モア四番街」に設置されたレッドカーペットに出演者が到着すると、女性客からは割れんばかりの悲鳴が上がった。生田らはファンからの握手の求めに気軽に応じ「こんな新宿のど真ん中を堂々と歩けてうれしい」（生田）とニッコリ。一方、「緊張で汗がすごい」と語った岡田は、完成披露試写会の席で生田に「岡田くんは緊張してずっと耳の裏をかいていたので今、耳が赤い」とばらされて赤面。大倉は「岡田くんの耳が赤いのに気づいたのは俺です！」と主張し、客席の笑いを誘った。

生田は、自身の“秘密”として「（ジャニーズ事務所所属にもかかわらず）CDデビューしていない、俳優だけやっているって言われていますが、実はCD出しています、今まで黙っていました！　僕のことを昔から追いかけてくれている方はご存知かと思いますが、『天才てれびくん』という番組の中で“ストロベリーパフェ”っていうバンドを組んでいたんです」と明かし、共演者を驚かせた。同バンドで生田はギター、ウエンツ瑛士がベース、前田亜季がキーボードを担当していたという。

大友監督の現場は役者をギリギリまで追い込むことで知られているが、生田は「クランクイン前から大友監督に毎週のように呼び出しを食らい、『誰も見たことのない生田斗真の演技を見せてくれ』とハッパをかけられた」そうで、「監督や豪華キャストの皆さまに役を広げていただいた」と最敬礼。だが、気恥ずかしくなったのか「真面目か！」と自分で自分にツッコミを入れていた。

また、本作がカナダ・モントリオールで7月14日（現地時間）から開催される第20回ファンタジア国際映画祭のコンペティション部門に出品されることも発表された。「るろうに剣心　京都大火編」が同映画祭（第18回）で観客賞銅賞に輝いた大友監督は、「モントリオールには日本映画のファンもすごく多い。本作が海外の方にどういう風に受け入れられるのか、すごく楽しみ」と意気込んだ。

「秘密 THE TOP SECRET」には吉川晃司、リリー・フランキーらが出演。8月6日から全国公開。