第19回上海国際映画祭、邦画チケットが人気
2016年6月15日 06:00
[映画.com ニュース]第19回上海国際映画祭が6月11日から開幕するが、チケットの発売が4日から始まり、例年同様に邦画に人気が集まっている。今回、全上映作品は800本を超えるとみられ、今までにない盛り上がりが期待される。
邦画は40本前後公開の運びで、この本数はこれまでで最も多い。特に山田洋次監督の「母と暮せば」が大人気。二宮和也ファンの観客が多いようで、5回上映のチケットは4日午前中にすべて売り切れた。ライターの徐昊辰氏は、「『母と暮せば』のほかでは、『暗殺教室』『家族はつらいよ』『二重生活』『セトウツミ』『葛城事件』といったミニシアター作品まで、ほとんど完売状態になっています。中国、とくに上海では邦画の人気はとても高いです」と語っている。(文化通信)