子守相手は老夫婦溺愛の人形…「ザ・ボーイ 人形少年の館」予告で始まる惨劇
2016年6月10日 22:00
[映画.com ニュース] 少年を模した人形が引き金となるサスペンススリラー「The Boy」が、邦題「ザ・ボーイ 人形少年の館」として今夏劇場公開されることになり、予告編が完成した。
「デビル・インサイド」「ウェア 破滅」のウィリアム・ブレント・ベル監督がメガホンをとり、「アンダーワールド」シリーズのチームが製作を担当。人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズのマギー役で火がついたローレン・コーハンを主演に迎え、人形のベビーシッターとして雇われた女性が味わう恐怖を描く。
過去に悩まされ新天地を求めていたグレタは、幼い少年のベビーシッターとして老夫婦に雇われる。しかし、子守の相手は人間ではなく、老夫婦が「ブラームス」と名付け溺愛する人形だった。グレタは、老夫婦から必ず守らなくてはいけない10のルールを聞かされるが、ブラームスとふたりになったある日、ルールを無視してしまう。
「死霊館」のアナベル、「チャイルド・プレイ」のチャッキーなど人形が元凶となるホラーはこれまでにも作られてきたが、本作はこれまでの作品とは違った予測不可能な恐怖が展開される。予告編では、人形でありながら、涙を流すなど生きているかのような顔も見せるブラームスが、恐ろしさを倍増させる。
「ザ・ボーイ 人形少年の館」は、今夏に東京・新宿シネマカリテほか全国で公開。なお、劇場公開に先駆け、7月16日~8月19日に同館で開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」で上映される。