藤山直美に阪本順治監督がヘアヌード要請!?「このおっさん、何考えているか分からへん」
2016年6月4日 13:30

[映画.com ニュース] 阪本順治監督と女優の藤山直美が16年ぶりにタッグを組んだ映画「団地」が6月4日、全国25スクリーンで初日を迎えた。2人は出演の岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司と東京・有楽町スバル座での初回上映前に舞台挨拶。藤山は、「不思議な夢を見ていただけたらうれしいです」と意味深にアピールした。
冒頭、阪本監督が「今日は初日がたくさんあって、マスコミの取り合い。皆さん、記事になるようなことを言ってください」と、ライバル作品をけん制しながらキャストに注文。まずは自ら、脚本が4人を当て書きしたことを明かした上で、「クソみたいな業界に石を投げたくて、怒り、憎しみを込めた。(出演者は)道連れで、このメンツだったら怖くないと思った」と毒舌交じりに語った。
藤山は、「監督にヘアヌードがあるって言われて、よう聞いたら部屋でヌードル食べるって。このおっさん、何考えているか分からへん。取り扱い説明書がないんですよ。20代で読んでいたら、3日間、気失っていましたわ」と嘆き節。さらに、夫役の岸部に対しても「舞台では絶対に会えない先輩たちとの時間は楽しかった。『僕はこんな罪を犯した』『人として外れたことをした』という話を聞いて、勉強になりました」と畳みかけた。
大楠も脚本を読み、「監督は頭がおかしくなったんじゃないの?」と岸部に相談。岸部も「僕もひそかにそう思っていた」とさりげなく阪本監督をディスった。
同作は今月11日に開幕する第19回上海国際映画祭のコンペ部門に選出され、阪本監督も現地入りする予定だが「コンペって、落ちたら格好悪いんですよね」と悲観的。日本の観客に向けても、「スポーツ選手がヒーローインタビューでよく、これからも応援よろしくお願いしますって言うじゃないですか。あれ僕、大っ嫌いなんですよ。応援よろしくお願いします」と逆説的なアピールで締めくくった。
フォトギャラリー
関連ニュース
大阪アジアン映画祭の“いま”――20回目の節目から異例の“前倒し”開催へ、「大阪アジアンなら“観てみたい”」の期待に応え続けるということ【アジア映画コラム】
2025年8月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー