黒木華がパンダメイクでドッキリ?「エミアビのはじまりとはじまり」ポスター完成
2016年6月2日 07:00
[映画.com ニュース] 「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した、渡辺謙作の監督作「エミアビのはじまりとはじまり」のポスタービジュアルが完成した。
人気急上昇中の若手漫才コンビ「エミアビ」の海野が突然の事故死を遂げたことをきっかけに、相方・実道ら残された者たちの希望や再生を描くヒューマンストーリー。ある日、相方の海野が自動車事故で死んでしまった漫才コンビ「エミアビ」の実道は、マネージャーの夏海を連れ、海野の車に同乗して他界した女性・雛子の兄の黒沢に会いに行く。かつてお笑いの世界にいた黒沢は、エミアビの先輩であり恩人でもあった。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」やドラマ「64 ロクヨン」などに出演した森岡龍が実道を演じ、6月1日から放送中のauの新CMで一寸法師役に抜てきされた前野朋哉が海野役でダブル主演。「エミアビ」のマネージャー・夏海を、いまや日本映画界に欠かせない存在となった実力派女優・黒木華が演じ、「百円の恋」「バクマン。」などインディーズからメジャーまであらゆる作品で孤高の存在感を放つ新井浩文が黒沢を演じている。
完成したポスタービジュアルは、金髪イケメン風な出で立ちの実道と、頭に死装束の三角巾を付けた海野の2人がセンターマイクの前に立ち、その横に先輩の黒沢がひとりたたずんでいる様子が描かれており、その間には「笑えない日々を、笑え。」というコピーが添えられている。
そして、左下にはパンダメイクを施した黒木扮する夏海が、「ドッキリ!」と書かれたプレートを掲げた姿が描かれており、黒木のこれまでのイメージを覆す、新たな表情が見ることができる。また、上方からタライが落下しているなど、お笑いに欠かせない要素も散りばめられている。
「エミアビのはじまりとはじまり」は9月3日から、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。