【国内映画ランキング】「ズートピア」V4、「オオカミ少女と黒王子」2位、「スノーホワイト 氷の王国」は3位デビュー
2016年5月30日 19:30
[映画.com ニュース] 5月28~29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。GW明けから勢いを増しているディズニーアニメ「ズートピア」が、4週連続1位をキープした。週末2日間で動員32万4549人、興収4億3867万1300円を記録。累計動員は412万人、興収は53億円を突破した。
新作では、二階堂ふみと山崎賢人主演で人気少女コミックを実写映画化した「オオカミ少女と黒王子」が初登場2位。全国285スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員19万2506人、興収2億3362万6300円を記録した。これは同じワーナー・ブラザース映画製作・配給で昨年ヒットした「ヒロイン失格」(最終興収24.3億円)の興収と比べると89.0%の成績。女子中高生を中心に、女子大生、大人まで動員しており、最終興収は20億円が見込まれる好スタートとなった。
3位には、アクションファンタジーの続編「スノーホワイト 氷の王国」がランクイン。5月27日より全国587スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万7958人、興収1億1562万7700円をあげた。この成績は、最終興収17.1億円を記録した前作「スノーホワイト」のレベルからはほど遠く、まずは興収10億円が当面の目標となりそうだ。
2週連続3位だった「世界から猫が消えたなら」は4位に後退。一方、2週連続2位だった時代劇「殿、利息でござる!」が5位に落ち、順位が逆転している。
なお、ジェラルド・バトラー主演のアクションサスペンス「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編「エンド・オブ・キングダム」はトップ10入りならず11位、古谷実の同名コミックをV6の森田剛主演で実写映画化した「ヒメアノ~ル」は12位スタートとなっている。