「斉木楠雄のΨ難」が朝＆深夜ダブル放送でアニメ化！神谷浩史、小野大輔、島崎信長が出演

2016年5月25日 23:30

［映画.com ニュース］　「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で連載中の人気漫画「斉木楠雄のΨ難」がテレビアニメ化されることが発表され、主人公・斉木楠雄の声を「ONE PIECE」「おそ松さん」の神谷浩史が務めるほか、小野大輔、島崎信長ら主要声優キャストが明らかになった。放送時間は朝＆深夜のダブル放送方式をとり、テレビ東京系の朝のバラエティ番組「おはスタ」（午前7時5分～）内で放送し、その後5話分をまとめた30分番組として日曜深夜に同局で放送されるという。

麻生周一氏が手がける原作漫画は、テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼といった超能力を持つ高校生・斉木楠雄が主人公のコメディ。「目立たず人と関わらず」をモットーに、人前では能力を封印しひっそりと暮らす楠雄の前に、次々と不思議な人間が現れ、災難が降りかかる姿を描く。

楠雄役の神谷は、「セリフはほとんどないけれど、目の前で起きている事象に対して、心の中ではひたすら説明、突っ込みを続けるキャラクターです」と明かし、そのうえで「本当に損な役回りだなあ、というのが正直な感想です。だって心の中の声だからそれはあくまでイメージとしての音で、実際にしゃべり始めたら全然別な声だったってなんてことも考えられるじゃないですか！　あんまり言うと本当になりそうだから、これ以上はやめておきます！　ギャグって怖いなー！」と語る。

また、斉木のクラスメイトの燃堂力を「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「宇宙戦艦ヤマト2199」の小野、海藤瞬を「Free!」シリーズ、「寄生獣セイの格率」の島崎が務める。小野は、燃堂のキャラクター像を「一言で言うとバカ。というか、これを超える形容が出来ないほどに、とにかくバカ」といい、「小難しい理屈は不要だと思っています。頭で考えるのではなく、感じたままに演じたいです」と意欲を示す。一方、島崎は「原作でも一番共感できて、特に好きなキャラクターだったので、本当に嬉しいです」とコメントを寄せた。このほか、楠雄の父・國春を岩田光央、母・久留美を愛河里花子が担う。

スタッフは「魁!!クロマティ高校」「ジュエルペットハッピネス」「会長はメイド様！」の桜井弘明監督をはじめ、シリーズ構成を「SHIROBAKO」「監獄学園」「境界のRINNE」の横手美智子、キャラクターデザインを「君と僕。」「青い花」の音地正行が担当。アニメーション制作は、EGG FIRMとJ.C.STAFFが共同で行う。