一青窈、姉・一青妙原作の映画「ママ、ごはんまだ?」の主題歌書き下ろし
2016年5月26日 07:00

[映画.com ニュース]歌手の一青窈が、エッセイスト、女優など幅広く活動する姉・一青妙のエッセイを映画化した「ママ、ごはんまだ?」の主題歌を書き下ろした。タイトルは「空音(そらね)」で、「姉の気持ちになって書きました」と家族の絆と母の愛を歌い上げる。
台湾人の父と日本人の母のもと育った一青姉妹。ふたりは子どもの頃に両親と死別しており、一青窈は「母子家庭の時代、ちゃんと聞き分けのいいこにならなくちゃ、とずいぶん頑張って『おねえちゃん』でいてくれたと思います。母亡き後は、同時に母の役目を担ったり、一人の女でありもっと甘えたかったのではと想像しました。きっと母のめいっぱいの愛情を一人占めしたかった時期もあるのだと思ったらこんな詩になりました」と振り返る。
そして、「大人もこどももみんないいこいいこをして欲しいのではないでしょうか。この曲が新緑を吹き抜ける初夏の風のようにたくさんの人の頭をなでてあげられたらいいなぁと思います」と思いをこめた。同楽曲は、全国ツアー「一青窈 TOUR 2016 人と歌~折々」の初日にあたる5月21日、ファンの前で初披露された。
映画は、一青妙のエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」を原作に、白羽弥仁監督がメガホンをとったヒューマンドラマ。木南晴夏が妙、若手女優・藤本泉が妹の窈を演じ、亡き母が残したレシピから家族愛を紐解いていく。2017年初春に公開予定。
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