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阿部寛、初のカンヌ映画祭は「夢のような体験。一生忘れない」

2016年5月21日 16:00

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カンヌ映画祭を振り返った阿部寛
カンヌ映画祭を振り返った阿部寛

[映画.com ニュース] 是枝裕和監督の最新作「海よりもまだ深く」が5月21日、全国244館で封切られ、主演の阿部寛をはじめ、共演の真木よう子樹木希林が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。本作は第69回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、現地時間の18日に上映されたばかり。阿部は「町中の活気がすごかった。夢のような体験でした。3日間があっという間だった。あの経験は一生忘れない」と感慨深げに振り返った。

カンヌでは、上映後に約7分間にわたってスタンディングオベーションが続いたという。阿部は「何よりもお客様と一緒に見れたことが嬉しい。日本とほぼ変わない反応が直に返ってきたので、大丈夫だと思った。だから最後のスタンディングオベーションは本当に嬉しかった」とほほ笑むも、「皆さんが(劇場内に)ずっといてくれたので、もっといたかったんですけど、樹木さんが『もう、いい加減帰りましょ』って。泣く泣く帰りました」と暴露。樹木は、「恥ずかしい。あれに耐えられる人はなかなかいない……いたわね」と阿部に視線を送って反撃していた。

この日は、カンヌ滞在中の是枝監督に代わって等身大パネルが登場し、音声コメントも流された。キャスト陣は「本当に優しい方。緊張感なく、迎え入れてくれる。カンヌでもものすごい人気で、是枝さんが歩いていると握手を求めてくる人がいた。みんなが是枝さんのことを大事にしていた」(阿部)、「いつも温かい目で見てくれているので、心地良い」(真木)、「カンヌの登場時には、『是枝』と紹介された瞬間、ものすごい拍手があがった。すごかった」(樹木)と口々に称賛していた。

映画は、作家として成功する夢を捨てられずにいる男・良多を主人公に、年老いた母、元妻、息子という一度はバラバラになった家族が、台風の夜に偶然集い、それぞれの思いが交錯するさまを描く。

是枝監督とは「歩いても 歩いても」「奇跡」に続き3度目のタッグとなる阿部は、自身の演じた良多という役に対して「是枝監督の作品でこんなにダメな男をやっていいのかなと思った」と不安を抱えていたことを明かす。これに対し、良多の母・淑子役の樹木は、良多と元妻・響子の関係性について触れ「親としては、この夫婦はもうちょっと辛抱できなかったものかと。うちの亭主と比較すると、(良多の方が)いいんじゃないかなあ」と夫・内田裕也を引き合いに出し、客席を笑わせた。

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