シアーシャ・ローナン主演「ブルックリン」、少女の成長と苦悩とらえた予告編
2016年5月20日 19:30
[映画.com ニュース]第88回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演作「ブルックリン」の予告編が、このほど完成した。「BOY A」のジョン・クローリー監督がメガホンをとった。
「アバウト・ア・ボーイ」の原作者で、「17歳の肖像」「わたしに会うまでの1600キロ」などで脚本家としても活躍する英作家ニック・ホーンビィの脚本で、移民の少女の青春や揺れ動く心を描く。大人しく目立たない性格の少女エイリシュは、美人でキャリアウーマンの姉の勧めで、アイルランドの小さな町からニューヨーク・ブルックリンへとやってくる。都会の生活や人に馴染めずホームシックに陥るエイリシュだったが、イタリア系移民のトニーと恋に落ち、次第にニューヨーカーとして洗練されていく。
予告編は、恋する喜びを知ったエイリシュが、華やかな服に身を包み、活発で魅力的な女性に変身していく。都会の生活を謳歌するも、悲報を受け帰郷したことを機に「私の生きる場所はどこ?」という問いが浮かび上がる。臆病だった1人の少女が、人生の岐路に直面し自問自答を繰り返すなかで、大人の女性への成長していくさまが丁寧に描かれる。
「ブルックリン」は、ローナンのほかドーナル・グリーソン、エモリー・コーエン、ジム・ブロードベント、ジュリー・ウォルターズらが共演。7月1日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。
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