ジュリア・ロバーツがカンヌに初登場 ジョディ・フォスター監督作上映
2016年5月16日 12:00

[映画.com ニュース]カンヌ映画祭の2日目、ジョディ・フォスターの4作目の監督作となる「マネーモンスター」(アウト・オブ・コンペティション)が上映され、フォスターとともにジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネルらキャスト陣が顔を揃えてレッドカーペットを沸かせた。
ジュリア・ロバーツは今回がなんと初カンヌ。記者会見で映画祭の印象を尋ねられ、「熱狂的で、素晴らしいところ。わたしの親友のジョージ(・クルーニー)たちと一緒に来られてとてもうれしいし、わたしたちはただジョディに付いていけば安心なの(笑)。こんな素晴らしいメンバーで来られて、まさに夢が叶った思いよ」と満面の笑顔を浮かべた。一方、ちょうど40年前に「タクシー・ドライバー」でカンヌを初めて訪れたフォスターは、「あのときはまだ、今の会場はなかった。あれからわたしの俳優人生が本格的にスタートした印象があるし、40年後に監督としてここに来られたことはとても光栄だわ」と感慨深げに語った。
本作は、テレビの人気番組の司会者で、エンターテインニングな財テク・アナリストとして知られるリー・ゲイツ(クルーニー)が、彼に恨みを持つ青年(オコンナー)に生番組中に人質となるサスペンス・スリラー。ゲイツの命を救うため、世界中の視聴者が見守るなかで、ディレクター(ロバーツ)と番組スタッフは必死の説得を試みる。金融社会の裏を暴くテーマと人間ドラマの要素がテンポよくスリリングに描かれた、ドラマティックで見応えのある作品だ。スケールの大きな一級の娯楽作でもあり、監督としてのフォスターの成長ぶりに目を見張る。
もっとも、記者会見で一番質問を受けたのはやはりクルーニー。話題のダンスシーンから、テレビ界、金融業界へのコメントを求められるとともに、ドナルド・トランプが大統領になる可能性はあると思うか?という質問まで飛びだし、クルーニーはお得意のジョークを交えながらも「あり得ない」と断言した。
ところで、カンヌでは毎年、ビーチでのオープンエアの上映会も恒例だ。12日の初日は、先日亡くなったプリンスさんへの追悼の意を込めて、主演作「プリンス パープル・レイン」が上映され、大きな盛り上がりを見せた。(佐藤久理子)
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