ジョディ・フォスターがハリウッド殿堂入り!“娘”クリステン・スチュワートも祝福
2016年5月7日 05:00

[映画.com ニュース] ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演したサスペンス「マネーモンスター」のメガホンをとったジョディ・フォスターが、本作の全米公開(5月13日)を控えた5月4日(現地時間)、ハリウッドの殿堂入りを果たした。
今回の殿堂入りは、女優として「告発の行方」(1989)と「羊たちの沈黙」(91)でアカデミー賞を受賞するという偉業に加え、「リトルマン・テイト」(91)から「マネーモンスター」まで4作でメガホンをとったこと、プロデューサーとして「イノセント・ボーイズ」(02)ほか多数の作品に携わり、マルチな才能でハリウッドへ貢献したことが評価されたもの。会場には2人の息子に加え、「パニック・ルーム」(02)でフォスターと親子役に扮したクリステン・スチュワート、「マネーモンスター」に出演したジャック・オコンネルとカトリーナ・バルフも駆けつけ、フォスターを祝福した。
ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」に残される名前入りのプレートを披露したフォスターは、「このハリウッド大通りから10ブロック先で育ったの。子どものころからここで、ウォーク・オブ・フェイムの星のセレモニーが行われていることにワクワクして、夢見ていたわ。自分の息子たちに『ママはどうしてハリウッド大通りに星がないの?』と聞かれてこう答えたの。『映画監督としてもらえるまで待っているのよ』と。その夢がかなったわ。本当にありがとう! ハリウッドが大好きよ」と喜びを爆発させた。
10歳でフォスターと共演したスチュワートは、「ジョディは若くしてすべてを成し遂げたの。イェール大学ですぐれた成績を収め、オスカーも受賞して、自身もフィルムメーカーになり、家族を築き、それでも彼女は本当に普通でクールで優しいの」と大先輩に最敬礼だった。なお、フォスターは「マネーモンスター」のプロモーションで6月上旬に来日することが決定している。
「マネーモンスター」は、テレビ番組の生放送中に起きた立てこもり事件のてん末をスリリングに描く。クルーニーは製作としても参加している。6月10日から全国公開。
(映画.com速報)