ジョニー・デップ&ブレット・ラトナー監督、仏政治家のセックススキャンダルを映画化
2016年5月13日 12:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップが、仏政治家ドミニク・ストロス=カーンのセックススキャンダルを題材にした新作「The Libertine(原題)」に主演することがわかった。米Wrapによれば、ブレット・ラトナーが監督を務める。
2011年5月、IMF(国際通貨基金)の専務理事だったストロス=カーンは、ニューヨークに出張中、ホテルの女性従業員に性的暴行を加えたとして、強姦未遂容疑で身柄を拘束された。手錠をかけられた姿がメディアで一斉に報道されたものの、その後、検察側が女性の証言の真意に疑問を抱き、約3カ月後に起訴は取り下げられて示談にいたった。ストロス=カーンは一貫してレイプではなく「同意の上での性的接触だった」と主張。当時は12年の仏大統領選に向け社会党の有力候補だったこともあり、失脚させようとする反対勢力の陰謀ではないかといった憶測も飛び交っていたが、ストロス=カーンの女遊びは政界では有名だったらしく、この事件を機に過去にセクハラされたと訴える女性が複数現れた。
映画は、デップがストロス=カーンをモデルにした仏外交官を演じ、セックススキャンダルで窮地に陥るさまをコメディタッチで描く。なお、「The Libertine」はデップが主演した2005年の映画「リバティーン」と同タイトルであることから、変更になる可能性が高い。
ちなみに、ストロス=カーンのスキャンダルは、アベル・フェラーラ監督、ジェラール・ドパルデュー主演で映画化された「Welcome to New York(原題)」が14年に公開され、好評を博した。
デップは、「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」が5月27日から全米公開、7月1日から日本公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント