オスカー俳優A・ブロディ、「心霊ドクターと消された記憶」はどんでん返し&ドラマティックな物語
2016年5月11日 17:00

[映画.com ニュース] 「戦場のピアニスト」(2002)のオスカー俳優エイドリアン・ブロディが、主演作「心霊ドクターと消された記憶」について語った。
最愛の娘を亡くして悲しみに暮れる精神分析医ピーター(ブロディ)は、謎めいた少女と遭遇したことから、自分の患者たちが全員、87年に発生した列車事故で死んでいたという驚がくの事実を知る。ピーターは自分が被害者たちの霊に取り付かれていたことにショックを受けながらも、霊たちに導かれるままに列車事故の調査に乗り出し、幼少期の自分が記憶の隅に閉じ込めたある出来事を思い出していく。
ブロディは、患者たちが皆死んでいるという本作の特色を例に挙げて「多くのどんでん返しやエキサイティングな要素がある」としつつ、「ドラマティックな物語。この部分に僕はひかれたんだ。深いレベルで人を理解する職業に就いており、自分の心をも分析しなければならなくなる。娘を亡くした悲しみと向き合わなければならないんだ。それらの要素が美しく、また複雑に折り重なっている」点が魅力だと語る。
近作だけでも「サード・パーソン」(13)、「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)、「ドラゴン・ブレイド」(14)、そして本作とジャンルを問わず様々な作品に出演しているが「面白くて、予測できないことを常にしたいんだ。ある1つの役柄で認識されてしまうと、その後、それが有害にもなる。役者の美しさというのは、色々な人生を生きることができる(ところにある)」と貪欲な姿勢を見せる。俳優だけでなく、製作会社を興し、プロデューサー業を積極的に行うなどマルチな才能を発揮しており「いつか監督をやってみたいね」と抱負を語った。
「心霊ドクターと消された記憶」は、「ザ・ライト エクソシストの真実」(11)などの脚本家マイケル・ペトローニがメガホン。5月14日から全国公開。
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