「クリーピー 偽りの隣人」タイトル通りの不気味さ漂う劇中カット7点公開
2016年5月11日 12:30

[映画.com ニュース] 黒沢清監督が西島秀俊、竹内結子、香川照之ら豪華キャストを迎えて描いた「クリーピー 偽りの隣人」の新たな劇中カット7点が公開された。
作家の綾辻行人氏が「展開の予想できない実に気味の悪い物語」と称賛し、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕氏の小説を映画化したサスペンススリラー。タイトルの「クリーピー(Creepy)」は、気味が悪く、ぞっとする様を意味するが、公開された劇中カットにも、どこか「クリーピー」な様子が漂っている。
6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼された元刑事で犯罪心理学者の高倉(西島)は、妻の康子(竹内)と共に引っ越した新居で、隣に暮らす西野(香川)、妻、娘の一家に違和感を抱く。そんなある日、高倉の家に西野の娘・澪(藤野涼子)が駆け込んできて、西野は全くの他人だという驚くべき事実を打ち明ける。
昨年「岸辺の旅」で第68回カンヌ映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢監督の最新作ということもあり、海外からの注目が高く、今年2月の第66回ベルリン国際映画祭に正式出品。第40回香港国際映画祭ではクロージング作品にも選ばれた。
新たに公開された写真は、高倉の家で隣人・西野と娘・澪が共に食事をするシーンをはじめ、高倉が妻・康子を抱きしめる場面、澪が高倉に「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」と訴える重要なカットが盛り込まれている。ほかのカットでも、何が起こるかわからない不気味さを漂わせる、本編の雰囲気を伝えている。
「クリーピー 偽りの隣人」は6月18日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
性別適合手術が違法とされた1960年代の事件から着想 飯塚花笑監督作「ブルーボーイ事件」25年秋公開、中川未悠、中村中、錦戸亮らが共演
2025年3月25日 11:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー