重松清「希望ヶ丘の人びと」ドラマ化決定 沢村一樹&岡田惠和&深川栄洋がタッグ
2016年5月9日 06:00

[映画.com ニュース] 「ビタミンF」で直木賞を受賞した作家・重松清氏の小説「希望ヶ丘の人びと」が、WOWOWで連続ドラマ化されることが決定した。沢村一樹が連続ドラマW初出演を飾り、「世界から猫が消えたなら」の脚本家・岡田惠和、「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋監督とタッグを組む。
突然妻を失った田島が、亡き最愛の人の故郷であるニュータウン「希望ヶ丘」に引っ越し、中学2年生の娘と小学3年生の息子とともに新生活を始める姿を描く。沢村が空回りしながらも子どものために奮闘する主人公・田島に扮し、和久井映見が妻・圭子、「脳内ポイズンベリー」の桜田ひよりが娘の美嘉、「そして父になる」の二宮慶多くんが息子・亮太を演じる。
沢村は「考えながらというよりは、ひとつひとつ感じながら見ていただきたいドラマ」だといい、「そしてふと気付くと、目から、耳から、体中から何かが浸み込み、心に届いていく。そんな作品です」とアピール。田島という役どころを「ゆったりとした希望ヶ丘での時間の中で、唯一突拍子もない人物なのかもしれません。何でも思いつきですぐ行動し、ダメだったら潔く止める」と説明し、「そこには彼の良さとダメさが混じっていて、そんな彼の行動について、見てくださる方が一緒に悩み、考えながらドラマを見続けていく、そこがこのドラマの面白さかもしれません」と語っている。
さらに脚本を執筆した岡田は、「初めての、そして念願の重松清さんの原作でした。ずっと読者として尊敬していたので、とても光栄なことです。ドラマとしての脚色はされていますが、精神はしっかり受け継いだと思っております」と胸を張る。架空のニュータウンが舞台の物語を紡いだ深川監督も、「今度のドラマでは、悲しくもおかしい個性的な住人がたくさん登場します。週に1度、そんな彼らに会いに来てはいかがでしょう。彼らも私たちと同じように、一生懸命に生きています」とコメントを寄せている。
「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」は、圭子の初恋相手役で寺脇康文、希望ヶ丘のユニークな住人役で伊藤かずえ、六角精児、宮川一朗太、やついいちろう、平泉成らが共演。7月16日から毎週土曜午後10時にWOWOWで放送される。全5話で、第1話は無料放送。
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