柴野太朗監督「モラトリアム・カットアップ・ショーケース」で新風を巻き起こす
2016年4月23日 06:00

[映画.com ニュース]第9回田辺・弁慶映画祭で弁慶グランプリを受賞した柴野太朗監督の「モラトリアム・カットアップ」はテアトル新宿にてレイトショー上映されるが、6月11日~18日に「モラトリアム・カットアップ・ショーケース」と題して開催される、キャストとスタッフ陣による「映画・演劇・音楽」の複合イベントの詳細が明らかになった。
イベントは「モラトリアム・カットアップ」本編に加え、柴野監督の撮り下ろしの新作映画や、過去作品も併せて上映。さらに、映画館にバンドセットを持ち込んだ劇伴や主題歌のライブ、映画館を使った短編演劇公演などを日替わりで行う。
過去作品は、「映画甲子園2009」で最優秀作品賞・脚本賞・特別協賛社賞を受賞した柴野監督の「seven segment colors」と、「第26回東京学生映画祭」実写部門にノミネートされた「ひかりタイプ」。演劇上演は、「モラトリアム・カットアップ」で主人公を演じた守利郁弥が主宰を務める「Dr.MaDBOY」と、友人役を演じた大石晟雄が主宰を務める「劇団晴天」がそれぞれ手掛け、音楽ライブは同作で主題歌・音楽・録音を務めた井上湧が手掛ける。
柴野監督は、実験的な要素とエンタテインメント性とのバランスを追求しながら、自主映画の制作をコンスタントに続けている。今回は、映画上映イベントに留まらないバラエティに富んだコンテンツで、1992年生まれの柴野監督らデジタル世代の“今”を“生”で“一堂に”目撃することのできる、これまでにない「アナログ映画館体験」となりそうだ。
なお、公式サイト(http://www.moratoriumcutup.com)がリニューアルし、柴野監督が新たに編集した予告編(https://youtu.be/ASkS4pxYEXU)とメインビジュアルも公開された。田辺・弁慶映画祭のグランプリを史上最年少(23歳)で受賞し、同映画祭から輩出された新世代の才能が興行においても新風を巻き起こすか注目される。
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