神山健治監督5年ぶりの長編作「ひるね姫 知らないワタシの物語」17年公開
2016年4月18日 08:00

[映画.com ニュース] 神山健治監督が、自身のオリジナル脚本で描く最新作「ひるね姫 知らないワタシの物語」の製作に取り組んでいることが明らかになった。2017年、ワーナー・ブラザース映画の配給で公開され、神山監督にとっては12年の「009 RE:CYBORG」以来5年ぶりの長編監督作となる。
「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズや「東のエデン」「精霊の守り人」など、革新的なアイデアやディテールにこだわったアニメーション作品を送り出す神山監督が新たに手がける同作は、2020年の東京オリンピックを目前にした岡山が舞台となる。ストーリーなど内容の詳細は明らかにされていないが、神山監督は「重苦しい現実と対峙していかなければならない時代に、アニメーション映画がやるべきことは何か? 自問自答していたある日、『自分の娘に見せたい映画を作ったらどうだ』と言われふっと天真爛漫(らんまん)な女の子とお父さんの物語が浮かんできました」と今作の着想点について明かしており、「でもこれがなかなか一筋縄ではいかずどうしたら娘に見てもらえるかを考えながら奮闘する毎日でした。この物語は、あるミニマムな個人の思いに寄りそった『父と娘の物語』です」と語っている。

あわせて、主人公となる少女・森山ココネと、ロボットに変形するサイドカー「ハーツ」のデザイン画、そして舞台となる岡山県・児島の背景美術画が1点ずつ公開。キャラクター原案は「猫の恩返し」の森川聡子、ハーツのデザイン原案は「ベイマックス」のコヤマシゲトが手がけている。アニメーション制作は、Production I.Gなどと同じIGポートグループの1社で、14年に設立された新鋭のシグナル・エムディ(Signal-MD)が担当する。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映